
パタゴニアの定番フーディニジャケット【3年使用レビュー】

以前の私はこのように考えていました。
パタゴニアの定番、フーディニジャケットを3年間使用したのでレビューを書きました。
聞くところによると、パタゴニアスタッフさんの所持率はかなり高いそうです。
私の場合は普段着、ハイキング、キャンプ、アウトドアから夏場のエアコンが寒い時から、旅行まで、と幅広く活用しています。
この記事の内容
パタゴニア・フーディニJKTのレビュー
※2021/09/15追記
ホームページを見ていますと、数ヶ月のあいだ欠品していたBLK(ブラック)などが入荷していました。
パタゴニア・フーディニジャケットの製品詳細とスペック

パタゴニア・フーディニジャケットの製品詳細とスペック
公式ページに記載されている製品の詳細や、スペックなどを見ていきます。
アウトドアのアイテムはどのような素材で作られているかで、なんとなくの用途を予想することができます。
レビューは個人的な使用感などをメインにお伝えしていきます。
スペックや素材
肩や腕の周り、また袖のあたりに関しては通常の衣類などと同様の作り込みです。
フーディニ・エアはこの辺りがかなり立体裁断になっていました。
フードの首の辺りの縫製パターンが変更されていて、現行モデルの方がすこし山なりになっています。
その分タグが、数センチ上側に付いています。
前のジッパーをあごまでしっかり上げていない状態だと、首の後ろからタグが出てしまいやすくなりました。
ここに関しては、今後のマイナーチェンジで変更されたら嬉しいな、と個人的には思っています。
上がフーディニ・エアの方です。
パッカブルのポケット自体が小さいのでフーディニ・エア(上)が小さくはなっていますが、重量や収納のしやすさはフーディニの方が良かったです。
フーディニのサイズ感
XS | S | M | L | XL | XXL | |
身幅 | 50 | 52 | 56 | 61 | 65 | 69 |
着丈 | 75 | 77 | 80 | 83 | 85 | 88 |
裄丈 | 86 | 88 | 91 | 93 | 96 | 98 |
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本では販売しないサイズが掲載されている場合もあります

165cm58kgでXSサイズを着用しています
フーディニの下には、パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイトを着ていました。
暖かいですが、薄手のベースレイヤーです。
袖丈は少し長めになりますが、生地自体が軽量なのであまり気になりません。
普段着として着用する際、インナーにスウェットなどを着られますと小さく感じますので、長い期間着用したい方はワンサイズアップでも良いと思います。
フーディニのカテゴリーがトレイルランニングですのでスリムフィットです。
太めのパンツを好まれる方も一つ大きなサイズをおすすめします。
メモ
用途や季節によって、2つのサイズを着分けるのもおすすめです

横からの感じです

後ろから
後ろ側がドロップテイル(後ろが長め)になっています。

フードを被った感じです
風が強い時や、自転車に乗っている時にフードがあると便利です。
寒い時は暖かいですし、小雨が降ってもすぐに対応できます。
フード付きの衣類の弱点に、重ね着の問題がありますが大丈夫でした。
フードが軽量で薄いので、上に重ね着をした時も、もたつくこともかさ張ることもありませんでした。

サイズの調整も
頭の大きさや、風の強さに合わせて簡単に調整可能です。
パタゴニアの定番|フーディニジャケット【3年使用レビュー】
最初に購入してから、3年ほどいろんな場面で着用してきました。
結論としては1枚購入されても、後悔はしないアイテムだと感じています。
アウトドアで着用できるウェアで、街着でも着用できるアイテムは結構な頻度で使用します。
アウトドアウェアなので十分な機能性を持っています。
とはいえ、あまり登山っぽい雰囲気だと普段着に使いにくいです。
頻繁に登山などに出かける方なら良いですが、年に数回しか行かない方にとってそのジャケットは、クローゼットで眠っている時間の方が長くなります。
その点フーディニは、アウトドアはもちろん、街着、自転車通学、通勤、旅行に。
季節は春から春まで1年中活用することができます。
軽いので「一応持って行っとこ」で鞄に入れて置けるのが嬉しいです。
かさ張るウェアだと持って行くことに億劫になりますので。
実際に使ってみて、良かったポイントを7つあげてみました!
パタゴニアの定番|フーディニジャケットの良かった7つのポイント

パタゴニアの定番|フーディニジャケットの良かった7つのポイント
- 軽さ
- 丈夫さ
- 耐水性、撥水性
- 着こなしやすさ
- シルエットが格好良い
- カラーリングが豊富
- 手入れの簡単さ
1.軽さ
やはり軽さがまず特徴としてはあげられます。
機能に対しての重量がさらにその軽さを強調する感じです。
フーディニの語源を調べましたが、実のところの正解は不明確ですが、アメリカの手品師にフーディニという人物がいた様です。
その機能性と軽さが、手品の様にも思えることからその名が付いたのでしょうか。
2.丈夫さ
どうしても軽さゆえに、分厚く重厚感のある衣類の丈夫さにはかないませんが、普段着としての強度は十分です。
鉄系のものや、固い尖ったものに引っ掛けてしまうと破れてしまいそうです。
数え切れないほど着用していますが、普通に使用する分には生地自体にも傷みはなく、少し柔らかくなってきた程度です。
プリントロゴは今のところ大丈夫ですが、いずれかは剥がれてしまうかもしれません。
プリントに関しては生地が新品の状態でないと、再度貼り付けすることはできない様です。
3.耐水性、撥水性
長時間の雨だと染み込んできますが、小一時間程度の小雨なら問題のない耐水性でした。
撥水加工もしてあるのでしばらくの間は弾いてくれます。
傘がさせる場面では十分な耐水性です。
雨がしっかり降っている時で、傘がさせない場面が長時間続く様な場合は、しっかりとした防水性のレインウェアを準備した方が良いと思います。
長期間の使用によって撥水性が低下してきたら、洗濯してから当て布をしてアイロンを当てることで撥水性能が回復します。
4.着こなしやすさ
出かける際にお気に入りの服を着ていきたいですが、迷ってしまう日があります。
その様な日でも、迷ったらフーディニという感じで、どんな着こなしにもすんなりはまってくれるので助かります。
5.シルエットが格好良い
パタゴニアの特徴でもありますが、シルエットが格好良いです。
ジャケットの立体裁断など影響していて、サッと1枚羽織るだけでさまになります。
多用途で便利でも、カラーリングがいまいちだったり、シルエットが良くないと着用の頻度は落ちてしまいます。
6.カラーリングが豊富
カラーは、ブラックから派手な色まで、お好みに合わせて選べることが魅力的です。
毎シーズン、5〜8色程度は展開されています。
アイテム自体がハイキングなどで友人とかぶってしまっても、色が違うとそこまで気になりません。
自分好みの色が選べるのは嬉しいポイントです。
7.手入れの簡単さ
手入れは通常のスポーツウェアのウインドブレーカーと同様、洗濯することができます。
洗濯しないと、ジャケットに汗や、排気ガス、日焼け止めなどが残ってしまいます。
「洗濯することによって生地が傷むのではないか」と感じてしまいますが、逆で、洗濯することで与えるダメージよりも汚れが残ってしまうことによるダメージの方が大きいです。
汗などが付いたままになると、それらが酸化して生地も酸化させてしまいます。
強度が落ちてしまいますし、色落ちなどの原因にもなります。
フーディニ・ジャケットの手入れはとても簡単で、小型の洗濯ネットに入れて通常の洗濯物と一緒に洗うことができます。
乾燥機の使用も大丈夫です。
脱水までして、干しておけばすぐに乾きます。
フーディニジャケットの今後改善を期待するポイント
- ポケットが欲しい方もいる
- 首後ろタグが出てしまう
ポケットがないのは最初に着たとき違和感ありました。
ジャケットを羽織って鏡で自分の姿をチェックするときに、ポケットに手を入れた感じで試着などをしています。
「アレっ」という感じでハンドウォーマーポケットがないのがちょっと寂しい感じがします。
軽量化を最優先しているので仕方ないポイントではあります。
個人的には慣れましたが、頻繁にポケットを使う方には気になるポイントかと思いました。
ジッパーを少し開けた状態で着ている時に、首の後ろのタグが飛び出してしまうことがあります。
アゴのところまでしっかり閉めている場合だと問題ないです。
首の後ろからタグが出ることを知らないと、飛び出してしまったままの状態になってしまいます。
ジャケットを着たら首の後ろをちょっと気にする、というパターンにしておけば大丈夫です。
まとめ:パタゴニアの定番|フーディニジャケット【3年使用レビュー】普段着からアウトドアまで!

まとめ:パタゴニアの定番|フーディニジャケット【3年使用レビュー】普段着からアウトドアまで!
結論としては1枚所有しておくと、とても多用途に活躍してくれるギアです。
日常から、ちょっとした運動までとかなり幅広く使用できます。
自分が所有している衣類の80%はあまり着ないもの。
それ以外の20%は頻繁に着るもの。
この様な話しを聞いたことがありますが、フーディニ・ジャケットは間違いなく、ひんぱんに着る20%のアイテムになります。
ぜひ1枚お持ちになられて、様々場面でご活用ください!
↓【フーディニ・エア】との比較はこちらの記事です。良ければ是非ご覧ください。
今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
【記事の中で紹介させて頂いた製品】
パタゴニア公式サイト メンズ・フーディニ・ジャケット