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アシックス ハイパースピード3【レビュー】サイズ感、特長なども

アシックス ハイパースピード3

ハイパースピード3

 

最近の自分
アシックス公式ページの、部活生おすすめシューズとはどういうことだろう??

 

最近の私はこの様に考えていました。

 

2018年頃にランニングを趣味で始めたので、その頃には厚底シューズがすでに主流でした。

今まであまり薄い底のシューズを使用する機会はありませんでした。

ある意味では目的にバッチリはまったシューズでした。

練習では反発があえて強く無いシューズを履くことで、足を鍛えることを目的にこのシューズを購入しました。

 

この記事の内容

今回、アシックスのハイパースピード3のレビュー、またサイズ感などを見て行きたいと思います。

最近のランニングシューズの中では価格も抑えめな印象があり、ソールも厚底では無いシューズです。

私が履いて見た感想などが中心のレビューです。

主観が含まれますが少しでも、参考になれば嬉しいです。

 

アシックス ハイパースピード3【レビュー】スペックやドロップなど

アシックス ハイパースピード3

商品詳細

HYPER SPEEDシリーズが、さらなるフィット性を追求し、進化を遂げた。部位によって編み目が異なる、エンジニアードメッシュを採用し、必要なところを補強しつつ、優れた通気性を発揮します。一部のシューレースホールには、同じ位置で高さの異なる孔を用意することで、お客様のウイズに合わせて調整が可能。また、シューレース上部には、伸縮性のあるシューレースホルダーを搭載。結んだシューレースを収納することで、よりほどけにくくする役割を発揮。

Made in インドネシア / ベトナム
素材 インナーソール素材: 合成樹脂(EVA)/固定式
備考 ヒール高:24mm
サイズ 24.5-29, 30, 31-32
幅/ラスト STANDARD
アッパー素材 合成繊維・合成樹脂
アウター素材 ゴム底

品番 : 1011B701.100

出典:アシックス

ソール厚さ:30mm

ドロップ:7mm

 

アシックス ハイパースピード3

アッパーの素材

 

エンジニアードメッシュで、軽く、通気性のある素材です。

 

アシックス ハイパースピード3

ロゴがヒールに

 

ハイパースピードの文字が入っていて、同じ素材のプリントでアシックスのラインが入っています。

最近、よく見られる、縫い込みやメッシュに編み込んであるタイプではありません。

この辺りは定価が10,000円以下のシューズといった感じです。

 

アシックス ハイパースピード3

上から三つ目の穴で調整が可能です

 

アシックス ハイパースピード3

外と内側に二つ穴が空いている

 

  • 足幅の広い人は外側の穴に通す。
  • 足幅の狭い人は内側の穴に通す。

この様に使うみたいです。

ちなみに私は足幅が狭い方ですが、外側に通していて、逆に使用していましたのでご注意ください。汗

 

もう一つの特徴としては結んだ紐が解けない様にまとめる、ゴムループが取り付けされています。

この機能は珍しいですが、便利です。

使用しない方は軽量化のためにカットしても良いかと思います。

 

アシックス ハイパースピード3

メッシュにプリントが入っている

 

このプリントはメッシュの伸びを制限するためだと思います。

 

アシックス ハイパースピード3

かかと部分はいたって特徴はない感じです

 

アシックス ハイパースピード3

ソール素材はフライトフォーム

 

Flyte Foam

現在のミッドソールの源流となっているのは、E.V.A.(エチレン酢酸ビニル共重合体)という素材です。接着剤やフィルムコーティング剤の原料として知られる材料ですが、1970年代中ごろに、E.V.A.に空気を含ませてスポンジ状にする技術が開発され、ビーチサンダルのソールとして使われるようになりました。

出典:アシックス

とても軽いですが最近のランニングシューズでは基本的に使われている技術の様な感じで、メタスピードシリーズなどに使用されているFF BLAST TURBO などの特別な反発系の素材では無いです。

 

アシックス ハイパースピード3

最近のアシックスでは定番のソール形状です

 

アシックス ハイパースピード3

カカトまでしっかり覆われているタイプです

 

アシックス ハイパースピード3

つま先部分です

 

アシックス ハイパースピード3

カカト部分です

 

重量

アシックス ハイパースピード3 重量

25.5cmで171gです

 

171gは相当軽い部類に入りますね!

これは表裏一体になり、軽さがポジティブな面もあり、安定感が少ないというネガティブな面もあるかなと感じました。

 

アシックス ハイパースピード3【レビュー】サイズ感

私は基本的にランニングシューズはナイキとアシックスがメインで履いています。

サイズはいつも25.5cmを選択していますが、ハイパースピード3もそのサイズで大丈夫でした。

実寸は両足、25.2cmです。

足の幅はDワイズですので、アシックスのスタンダードが2Eの設定なので少し横幅にはゆとりがあります。

 

自分の実寸を知っておくとサイズ選びがもっと楽になります。

 

アシックス「足のサイズの測り方」

私はA4のコピー用紙の上に足を置き、鉛筆でぐるりを書いて測りました。

面倒ですが、一度このサイズガイドを使いご自身の足のサイズを計測しておくと、後々靴選びをする時に非常に便利となります。

お店などに行った時も自分の実寸のサイズと、ワイズ(足幅)をショップのスタッフさんに伝えることで明確にサイズ選びをすることができます。

 

 

アシックス ハイパースピード3【レビュー】履いてみて良かったポイント

アシックス ハイパースピード3【レビュー】履いてみて良かったポイント

 

・足が鍛えられる

この記事の最初の部分でも書いたことですが、私自身はハイパースピード3を購入した理由は、足を鍛えたかったからです。

私自身がランニングを始めた2018年はすでに厚底シューズが主流でしたので、薄底シューズを履く機会がありませんでした。

 

特に夏場は距離走をするのが難しくなることもあり、練習時間も冬場よりは短かくなる傾向があると思います。

その中でも可能な限り練習効果を高めたい思いから、ハイパースピード3を購入しました。

 

普段はジョグにエボライドスピード、ノヴァブラストや、ナイキペガサスシリーズ。

スピード走やペース走ではマジックスピード2を。

マラソン本番ではメタスピードエッジプラスを使用しています。

 

そこで私の場合の使用方法としては、普段のジョグにこのハイパースピード3を使用する様にして、リカバリージョグの時にエボライド、ノヴァブラストを使用しています。

私は夏場6月末、7、8、9月中旬までは30km走をしません。

したほうが良いのかもしれませんが、しませんというよりは私はできません…。汗

この時期は一度に走る距離は20km以下なので、このジョグの時にこのシューズを使用しています。

 

確かに履いてみると、正直大きな推進力は感じられず、自分の脚力で走っている感じが強いです。

かといって、ナイキフリーランの様に素足に近く、足の裏で石を踏んだ時に痛くなるほどの素足感は無いので安心感はあります。

 

断然、エボライドスピードや、ノヴァブラスト、ナイキペガサスで走ったほうが、楽ではあるのですが、あえてこのハイパースピード3を履くことで足を鍛えています。

この目的にはピッタリハマって、とても個人的には気に入っています。

 

・価格設定

価格の面から見ても比較的安い価格に設定していることから分かる通り、様々な機能がカットされ、フォームの素材なども安いものが使用されています。

 

大体のランニングシューズの相場は14,000円前後のデイリートレーナーが多いですが、9,790円という価格設定で、アマゾンや、楽天市場であれば7,000円前後で購入することもできます。

 

やはり大会などにエントリーしている方々の目的としては、レース本番で早く走りたいということだと思います。

大会など関係無くただ、楽しく走れたらそれで良いよ、という方には当てはまらないかもしれませんが、毎月300km前後走る私にとっては靴の消耗も激しいので、練習で使うシューズの出費を抑えられるのは嬉しいポイントです。

 

アシックス ハイパースピード3【レビュー】履いてみて気になったポイント

・アッパーのホールド感

走っているとややアッパーのフィット感はルーズな印象で、足が中で動くほどではないですが、ピッタリとアッパーがフィットする様な感じもありません。

 

アウトドアウェアなどで例えるなら、アウトドアのウェアなどは高価になる程、作りが立体的になっています。

いわゆる立体裁断です。

そのため体にピッタリフィットするのですが、アウトドアウェアでは無い、ユニクロなどを例にあげますと、同じフリースでも価格があんなに大きく違うのは服のパネル数の多さだと思います。

 

もちろん素材にリサイクル素材を使用していたり、フリースでも汗を吸う様に作られていたりと立体裁断だけではありませんが、こういった細かいところで手間がかかっている分、値段が高くなっています。

 

そういう意味で少し作りが大雑把というか、細やかなところまではこだわって作られては無い印象でした。

 

・サポートや反発は弱い

部活生におすすめというのは、価格のこともあると思います。

ランニングをしたことのある人なら誰しも経験することかもしれませんが、高校生や中学生のランナーを見てそのバネのすごさに驚かされることです。

 

おそらく種目としては5,000mぐらいの競技種目の方が、高校生、中学生ではほとんどだと思いますが、足腰の強さ、軽さなどはやはり私の様な40代ランナーとは大きく違います。

この点で部活生というのはある程度体ができていて、若さもあるということだと思います。

 

今からランニングを始めます。という40代の方がいたら、最初の一足としてはこのシューズは私はおすすめしないかなといった感じです。

それでしたら、14,000円前後のしっかりしたデイリートレーナーをおすすめします。

反発の強弱の問題では無く、アッパーのフィット感や、足首周りのサポートも強くないため、ある程度、自足が無いと初心者の方にはハードルが高いと感じました。

 

靴底も薄めでクッションも強くは無いので。

あくまでランニングの下地がある部活生や、中級者以上の方にこのシューズは良いと思います。

 

まとめ:アシックス ハイパースピード3【レビュー】サイズ感、特長なども

まとめ:アシックス ハイパースピード3【レビュー】サイズ感、特長なども

 

ここまでサイズ感や、実際に履いてみた感想などを良かったポイント、気になったポイントと分けてレビューしてきました。

結論としてはある程度、足の筋肉や筋などが鍛えられている方におすすめのシューズだと思いました。

最初の一足には避けたほうが良いかなと感じました。

 

やはり値段相応な部分は否めず、あえて足を鍛えたい方や、最近の厚底よりは薄底のシューズを好む方には良いですね。

私はおそらく、夏の間はメインで使用すると思いますが、ペースと心拍をしっかり上げて走れる夏以外のシーズンにはあまり使用機会は無いと思います。

 

  1. ある程度ランニングの下地がある方
  2. 価格の安さを求める方
  3. 薄底シューズのほうが好きな方

これに当てはまる方はハイパースピード3、是非ご検討ください!

 

今日は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。

 

【記事の中で紹介させて頂いた製品】

ハイパースピード3

楽天市場

楽天市場


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    • この記事を書いた人

    つかも

    ラン・トレラン・音楽・読書・野球などが好きです。自分の住んでいる京都の暮らしに役立つことや、アウトドアメーカーで働いていたので、シューズ、衣類、ギアなどの感想をブログに書いています。ラン歴は6年目です。PBは2023福知山マラソン、3時間13分程度の走力です。

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