以前の私はこの様に考えていました。
パタゴニアのバギーズショーツのレビューをします。
ショーツとしては定番になりますし、もはや説明不要なほどのアイテムです。
サイズ感や、5インチと7インチの股下の長さが違うタイプがあるので、長さの比較などもあわせてお伝えできたらと思っています。
この記事の内容
- バギーズショーツのレビュー
- サイズ感と5インチと7インチの比較
パタゴニア公式サイト メンズ・バギーズ・ショーツ
パタゴニア公式サイト メンズ・バギーズ・ロング
パタゴニア|バギーズショーツ【レビュー】素材やスペックなど
長い期間パタゴニアの定番ショーツとして愛されているアイテムです。
元々は創立者のイヴォン・シュイナード氏が、テニスにハマっている時に作られたショーツと聞いたことがあります。
ポケットが深いのもテニスボールが2、3個入る様に深く作られたそうです。
バギーズショーツ全てを ”バギーズ” と呼びますが、
↓正確には
5インチ(股下15センチ)の短い方のショーツを
バギーズショーツ
7インチ(股下18センチ)の長い方のショーツを
バギーズロング
と名前が付いています。
素材
4.5オンス(プリントは4.3オンス)・リサイクル・ナイロン100%。
DWR(耐久性撥水)加工済み。ブルーサインの認証済み。
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用。
https://www.patagonia.jp/our-footprint/fair-trade.html
スペック
速乾性を備えたリサイクル・ナイロン100%製の、水の中でも外でも着用できる丈夫な多機能型ショーツ。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
今シーズンのパタゴニア製品の82%がフェアトレード・サーティファイドの縫製を採用しています。これは他のどのアパレルブランドよりも多くのフェアトレード製品です。
速乾性を備え、水分を弾くDWR(耐久性撥水)加工済みのリサイクル・ナイロン素材
内側にドローコードが付いた伸縮性ウエストバンド。速乾性を備えた黒のメッシュのライナー付き
両脇の縦型ポケットは水中での抵抗を抑えるデザインで、裏地の角に施したメッシュにより水はけがよく乾きが速い。ヒップにかさばらないスナップ留めフラップ付きポケットが1つ
重さ
221 g (7.8 oz)
出典:パタゴニア
サイズ表
XS | S | M | L | XL | XXL | |
ウエスト | 32 | 35 | 39 | 43 | 46 | 50 |
股上 | 29 | 29 | 30 | 32 | 34 | 35 |
股下 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 |
仕上がり寸法(平置き/cm)
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本では販売しないサイズが掲載されている場合もあります
↑表はバギーズロングのものです。
バギーズショーツはウエスト、股上などのサイズは全て同じで、股下が13センチとなります。
パタゴニア|バギーズショーツとロング【レビュー】サイズ感と長さの比較
バギーズのサイズ感と、長さの比較をしました。
サイズ感はかなり大きめです。
パタゴニアはUSサイズなのでワンサイズ小さめがちょうど良い感じになります。
さらにバギーズに至っては『リラックスフィット』という規格なのでさらに大きめです。
私は165㎝58㎏でXSサイズを着用しています。
ウエストはゴムでだいぶんと伸びるのでキツくは感じません。
ふともも周りはかなりゆるく、あまりサイズを上げすぎるとスカートの様に広がってしまうかなと感じました。
長さはショーツかロングどちらがお好みかを選んで、あとはウエストにあわせてサイズ選びをされたら良いのではと思いました。
正面から見た感じ
横から
後ろから
ふとももが見えるのと見えないので長さの違いがわかります。
股下の5センチはけっこう大きいですね!
車での移動ならそこまで気になりませんが、電車など公共交通機関に乗って座席に座ったり、しゃがんだりしたらこれ以上に短くなります。
その辺りも長さ選びを検討される時のポイントになるかと思います。
パタゴニア|バギーズショーツとロング【レビュー】気に入っている5つのポイント
- かなり丈夫
- 流行りすたれがない
- 次世代に引き継げる
- カラーバリエーションが多い
- 海や川などでも使える(水陸両用)
1.かなり丈夫
リサイクルナイロンが使用されているのでかなり丈夫です。
繊維の詳細や、糸の紡ぎ方にもよりますがポリエステルよりナイロンの方が強度があります。
ショーツにしては221 グラムなので生地もかなり分厚いです。
かなりタフに使ってもほぼ破れることはないと思います。
友人などにもバギーズが好きな方がおられますが、破れたという話は聞いたことがありません。
色あせなども洗濯をしっかりしていれば起こりにくいですし、10年ほど継続して着用されましてもまだまだ現役で活躍するショーツです。
2.流行りすたれがない
皆のお気に入りのショーツは、時とともに良くなるだけ。1982年の最高傑作が、軽量ながら丈夫なリサイクル・ナイロン素材100%で作られ、さらに良くなりました。
出典:パタゴニア
1982年から愛されているということは今年で39年目になります。
これはなかなかすごいことだと感じます。
その当時作られたものが、少しづつアップデートを重ねつつもまだまだ現役でほとんどデザインなど変わることない製品というのには驚きです。
レトロXや、スタンドアップショーツなども時代と共に変わることなくいつまでも着用できますね。
2017年頃からモデルの方が着用していたり、インスタなどでパタゴニアのP6ロゴが流行になりましたが、それらも落ち着いてきました。
ようやく本当のパタゴニア好きの方も安心してそれらのアイテムを着用することができます。笑
3.次世代に引き継げる
バギーズショーツはウィメンズ、メンズのカテゴリーですが、ボーイズの展開もあります。
とはいえ中学生や高校生のお子様がいらっしゃる方でしたら、サイズとしてはウィメンズ、メンズの製品がちょうど良い感じになると思います。
私も子供たちが幼稚園や小学校低学年のころからキッズ(ボーイズ)のバギーズを親子お揃いで履いていました。
今となりましては、バギーズは子供たちに吸収されましてほぼ4月から11月ごろまで毎日、活躍しております。
たまに私も貸してもらいながら兼用にもなっています。
この様に家族で着用し合えるのも嬉しいポイントです。
4.カラーバリエーションが多い
基本的には単色のものがコーディネートの面では優位かもしれません。
グレーや、ブラック、ネイビーなどはどの様なTシャツにも合わせることができます。
1枚目はそれらの色が良いかと思いますが、2枚目からはぜひお好きなカラーにチャレンジされるのもおすすめです。
個人的にバギーズに関しては、柄物が結構好きです。
シンプルな白Tなどには映えますし、意外と合わせやすいです。
また、柄物はその1シーズン限定のカラーであることが多く、バギーズショーツを履いている方がわりと多い昨今では人と同じになったりして被りにくいという良い点もあります。
まずは1枚シンプルなものと、2枚目は真夏のシーズン用に柄物、この様な選び方がおすすめかと思いました。
5.海や川などでも使える(水陸両用)
ポリエステル製のメッシュライナーが内側に付いています。
普段着として着用するときは下着を履きますが、水辺で履く際は素肌の上にそのまま着用することで水着としても活用することができます。
水着をわざわざ別に購入する必要がないのは、かなりありがたいです。
水着を購入しても年間で夏の間に数回しか履かないことも多い、という方にはバギーズは普段着と兼用できるのでお財布的にも優しいです。
奥様を説得する決めゼリフとしていかがでしょう!
全体的にはかなり完成度が高く、ほぼ不満な点はありません。
あえて気になるポイントを、という感じで応あげてみます。
パタゴニア|バギーズショーツとロング【レビュー】気になるポイント
- 乾きはそこまで早くない
- 激しいスポーツには向かない
- ライナーは好みがわかれるかも
・乾きはそこまで早くない
ナイロンは水分を吸うので重たくなります。
生地もしっかりしている分、分厚いので乾きは遅くはないですが、早くもないといった感想です。
やはりパタゴニアのラインナップにあるボードショーツ(水着専用製品)と比較すると重たく、乾きにくいといった印象です。
・激しいスポーツには向かない
短い距離のランニングや、トレイルランなどでは使用できます。
長時間にの場合や、気温が真夏ごろになると暑いので、ストライダープロショーツなどのもう少し通気性の高い物を使用する方が調子良いと思いました。
水辺で使用する場合も、海水浴程度なら問題なく使用できます。
素潜りや、サーフィンなどの激しい運動になるとバギーズの中に空気が溜まってしまったり、パドリングの時にショーツのウエストゴム部分がゴロゴロした感じがあります。
どちらにしても、軽い運動程度なら問題なく使用することができます。
どうしても多用途に作られている分、専門的な用途に合わせて作られているボードショーツや、ランニングショーツなどとは比較にはならないかと思いました。
バギーズにはバギーズの良い特徴(丈夫さなど)が多くあります。
・ライナーは好みがわかれるかも
ライナーが付いていることで、水着として安心して使用することができます。
ライナーがなければショーツの裾幅が広い分、気をつけなければならない場面もあります。
メッシュの1枚、生地が増える分、暑く感じることもありますし、私はそこまで気にならないですが履いていて違和感がある方もおられます。
水辺では使用することがないという場合はカットしても良いかと思いますが、リセールバリューは下がってしまいます。
メッシュライナーに関しては好みが分かれるポイントかなと思いました。
機能的にはあった方が良いパーツなので、個人的には残しておくのが良いかなと感じます。
生地自体も洗濯などで柔らかくなじみ、履き心地は次第に良くなります。
まとめ:パタゴニア|バギーズショーツとロング【レビュー】サイズ感や、長さの比較など
バギーズショーツのサイズ感や、ロングとの丈感の比較をしてきました。
これからの暑い時期に1枚もっておけば、様々な場面で使用できるので便利です。
洗濯も普通に洗濯機で洗えて簡単ですし、手入れなどの必要もないので気楽です。
39年間変わらないバギーズショーツをこれから何年履くことができるのか、私自身も楽しみです。
糸のほつれや破れも、リペアサービスがありますし、パタゴニアはなんと言ってもカスタマーサービスが充実していますし、とても親切、丁寧なのが心強いです!
ぜひ、お気に入りの1着に加えてみてください。
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
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