このように考えていました。
この記事の内容
- モレスキンノートを実際に使ってきた使用感とレビュー
- 気に入っている、また、そうでないポイント
モレスキンノートにたどり着くまで
基本的に紙にメモしたり、自分の考えを整理するためにノートに書き出したりするのが好きな方です。
最初に使ったノートを順番に。
(社会人になってから)
- コクヨのキャンパスノート
- モレスキン
- ツバメノート
- モレスキン
- iPad
- モレスキン←現在
モレスキンノート使用感とレビュー
30歳のときに専門学校へ入学したことをきっかけに、まずはコクヨのノートを買いました。
学生時代に使っていたものでしたので、10年近くぶりでしたが何気にアマゾンで検索して買いました。
以前から使っていて親しみもありましたので深く考えずに購入。
コクヨのノートも良いものなのです。(今でも自宅では使ってます)
ある程度の年齢になって仕事で使うようになると、とりあえず書けたら良いというものではなくなってきてました。
自分が所有するものにこだわりたい気持ちも生まれてきました。
持ち歩いたり人前でノートを出す機会も増えましたし、机のない会議形式のような自分の膝の上で書く機会などがあって、その辺りを改善したくて色々と調べてみました。
モレスキンノートとの出会い
講義中にとなりの方が使っていたのが最初モレスキンを知ったきっかけでした。
その方は元、伊藤忠商事の商社マンでしたので、純粋に文具なんかもこだわっていてかっこいいなぁと感じました。
その日にモレスキンのノートを買ったことを覚えています。
Moleskine社の歴史
伝説的ノートブック
Moleskine®は2世紀の間、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャトウィンなどの芸術家や思想家に愛されてきた伝説的ノートブックの相続人であり継承者です。丸い角を持つ黒のシンプルな長方形、ノートを束ねるゴムバンド、そして内側のマチ付きポケット: 無名だけれどもそれだけで完成された品は、小さなフランスの製本業者によって一世紀以上もの間作られ、世界中の革命的芸術家や作家が訪れて購入した、パリの文房具店に納品されていました。旅のお供にぴったりな大きさの頼れる存在。このノートブックは、有名な絵画や人気小説が世に出る前の貴重なスケッチ、走り書き、ストーリーやアイデアを記録してきたのです。
このノートブックは、ブルース・チャトウィン のお気に入りで、彼がこのノートブックを「モレスキン」と呼んでいました。しかし、1980年代半ばに、このノートブックは次第に少なくなり、そしてついに完全に消えてしまいました。チャトウィンは著書「ソングライン」の中で、小さな黒いノートブックについて語っています。1986年、フランスのトゥールにある、家族経営の小さな製造業者が倒産してしまった。”Le vrai moleskine n’est plus,”(本物のモレスキンはもう存在しない) : これは彼がいつもノートブックを購入していた、ランシエンヌ・コメディ通りの文房具店の店主が残した言葉です。チャトウィンは、オーストラリア旅行に備え、手に入る全てのノートブックを購入しましたが、それでも十分ではありませんでした。
Moleskine® ノートブック
1997年、ミラノの小さな出版社が伝説のノートブックを甦らせ、特別な伝統を継承するためにこの名前を選びました。Moleskine®は、チャトウィンの足跡をたどり、現代の新しい携帯技術を補完する為に欠かせない存在となるべく旅を再開。世の中の動きを垣間みて、詳細に記録、貴重な経験を紙に刻みながら。モレスキン・ノートブックは、アイデアやフィーリングを電池のように溜め込み、そのエネルギーを少しずつ解き放つ。出典:モレスキン公式
モレスキンノートの使用感【紙のノートを使う理由】
私はデジタルのメモも色々使ってみました。
仕事の書類などを整理する機会というのは私の場合はほとんどありませんでした。
スピーチや講義などのメモ書きや、自分の思考の整理に使うことが多かったので後で見返すということはほとんどなかったです。
実際に私がメモを見返すのは数日前に書いたことなどだけで、何年にも渡って見返すといったことは一度もありませんでした。
インデックスで検索ができたら便利だなとか、キーワードで検索できたら便利だなと思いましたが、結局は使い続けるということはできませんでした。
この記事もパソコンで書いてはいますが、基本的に紙です。
悩み事を書いてみたり、自分の夢、目標を書いたり、今自分がどんなことを感じているかを書き留めたり。その様なときにはペンと紙のセットが必要です。
この点デジタルだと、気持ちをうまく表現できなかったり、図とか表とかをざっと書きたいときに本来するべきの考えを書くことではなくて、パソコンで表を作ったりする作業自体に頭の思考が使われてしまいます。
しばらく考えているうちにスリープ状態に入ってしまっていて立ち上げないと、とか気付いたらネットサーフィンをしてたりします。
書くという点ではiPadとアップルペンシルは賢い選択かと思いまいした。
実際に3ヶ月ほど使ってみましたが、紙のノートとは明らかに違います。
タブレットに書くことができるという表現の方が合ってる気がします。
アップルペンシルは絵描きの方にはちょうどよいのではないでしょうか。
文字を書くという用途だけで使用機会は無くなってしまいました。
モレスキンノートのメリット④つのポイント
①質感が最高
なんといっても質感(説明になっていない)が最高です。
実際に使っている方に見せてもらうか、ロフトや大型の文具店、画材屋などに行けば置いてあります。
パッケージがフィルムで包んでいるタイプなので外側しか見ることができません。
中が汚れたりしないという点での品質管理は良いと言えると思います。
表側の素材はポリプロピレン(プラスチックの素材の一つ)[wikipedia]ですので水に強く汚れにも強いです。
ノートに使われている全ての紙部分はFSC認証を受けています。
「FSCジャパンの公式ツイッター」
https://twitter.com/FSC_Japan?s=20
【世界の森林の現状8:違法伐採による経済的な損失】https://t.co/UdvFyn9x80
★FSCジャパンでは、皆さんにFSCマークをより理解いただくため、森林に関する幅広い情報を投稿しています。#FSCジャパン #FSCマーク #気候変動への影響 #森林で暮らす人々への影響 #違法伐採による経済的な損失 pic.twitter.com/vXncVdfNcD
— FSC Japan (@FSC_Japan) April 17, 2020
私は環境に対してこうあるべきだということを提唱するのは好みませんが、どうせ使うのなら気持ちよく使えるものが良いと思っています。
そういった面でも細かいところまで配慮されているのは、企業の方針としても信頼できるポイントです。
②サイズ感も”ちょうど良い”
サイズがB5やA4だと少し大きく感じることがあります。
モレスキンラージサイズは開いて、A4のルーズリーフより縦が3センチ小さい感じになります。
スモールサイズの方だとこんな感じ。
ちょっと出かけるときのカバンに入れるときなどに持ち運びしやすいのは嬉しいです。
③場面を選ばない
出先では鞄に入れないで、そのまま手にノートとペンを持っていても自然な感じになります。
私はハードカバーが好きですが、こちらのタイプだと立ったままメモが取れるのでそういったシチュエーションでも綺麗にノートをとることができます。
デザインがシンプルなので服装や場所を選ばないのも嬉しいポイントです。
④カラー、デザイン展開も多い
カラーはたくさんの色味があります。
ブラックは普通の黒ですが、ネイビーやレッドなどでも意外に色味がおしゃれな感じがするのが不思議なところです。
赤、青、という雰囲気ではなく少し落ち着いた上品な色味なので、色物を選ばれても派手な感じはしません。
モレスキンノートのデメリット②つのポイント
①価格
普通のノートが一冊100円ほどに対して、モレスキンのノートは2000円ほど。
出典:Amazon公式
アマゾンではポケットサイズが記事を書いている時点ではがほぼ取り扱いが無く、ラージサイズで2600円〜。
出典:楽天市場公式
楽天市場ではポケットサイズが1980円。
ラージサイズが2600円でポイントも付くので、今は楽天市場がお得です。
価格や品揃えがアマゾンでは結構不安定なので、購入される時期に安い方で買うのが正解です。
アマゾンのサイトでmoleskinと英語で検索すると安い商品ページにたどり着ける時がありましたが、今は在庫もなく、価格もそこまで安くなかったです。
②紙はわりと薄い
表紙は机などに置いていても非常に高級感もあります。
質感もよいのですが、中のノート部分の紙はそこまで分厚くありません。
240ページという分厚さをある程度コンパクトに作るには仕方ないことかもしれませんが、ペンのあとは裏側に残りますし、すこし透けて見えます。
番外編:モレスキンノート【価格はじつは高くない!】
普通のノートが2600円
値段は2600円で買ったとして、一冊使い切るのにご用途にもよりますが、半年程度はかかります。
私の場合だとメモ書きで使っていますが、一年から一年半ほど使えます。現在4冊目です。
ポイント
2,600円÷18ヶ月=144円/月
このようになります。
【デジタル機器との比較】
出典:Apple公式
iPad第7世代とアップルペンシルを使った場合
- Pad第7世代 38,280円税込み
- Apple Pencil(第1世代)11,880円税込み
合計
38,280円+11,880円=50,160円
(iPadとペンシル の合計)
ざっとの計算ですが50,160円でモレスキンのノートは19冊購入することができます。
1年1冊使ったとしても19年間使えるのでコスパは結構いいです。
ココがおすすめ
長い目で見るとそこまで高くない
まとめ:モレスキンノート 【6年間の使用感と感想】
このデジタルの時代です。
本も電子書籍で読みますし、スケジュールはグーグルカレンダーやアプリで管理するようになりました。
その一方で、メモやノートは紙に書いているという方は多いのではないでしょうか。
ぜひお気に入りのノートをお持ちになって長年の相棒として関係を築いていってください。
今日は以上です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てたなら嬉しいです!
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