以前の私はこの様に考えていました。
ポイント
パタゴニアの中でも一番シンプルなフリース、マイクロD・ジャケットの素材やサイズ感、実際に使用してみた感想などをレビューしていきます。
マイクロDは少し薄手なので暑がりの方や、さまざまなスポーツのインナーとしても着用ができると思いました。
結論としましては…
暑がりな方や、さりげなさが欲しい方はぜひ!
パタゴニアのフリース【レビュー】マイクロD・ジャケット|素材や特長
衣類はどの様な素材を使われているかで、ある程度用途や特長を理解することができます。
順番に確認していきます。
素材
本体:4.7オンス・リサイクル・ポリエステル100%のマイクロフリース。ポケットの裏地:3オンス・リサイクル・ポリエステル100%の起毛メッシュ。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
出典:パタゴニア
パタゴニアの定番でもあるスナップTは、本体:10.3オンス・リサイクル・ポリエステル100%であることからおおよそ半分の厚さであることがわかります。
パタゴニア公式サイト メンズ・シンチラ・スナップt・プルオーバー
オンスとは…
メモ
1オンスとは、28.3495g(以下「28.35g」という)です。Tシャツの場合「オンス」は、「1ヤード四方(約90cm四方)に対する生地の重さ」を表しています。
↓こちらの記事を参考にしました。
とてもわかりやすかったです。
特長
・このうえなくソフトで軽量ながら確かな保温性を提供し、濡れてもすぐに乾くリサイクル・ポリエステル100%素材のマイクロフリース
・首を温め保護するフルレングスのフロントジッパーをスタンドアップカラーの上まで備えたデザイン
・肌が擦れず快適で幅広い動きに対応するセットイン型の袖。すっきりとした仕上げの袖口と裾はソフトで滑らかな肌触り
折り返して縫製してあります。
ゴムや特別な細工は無しで、シンプルです。
袖をまくり上げると自然に引っかかる感じはあるので、ゴムが入っていなくてもずり落ちてくる様なことはありません。
・ハンドウォーマーポケットが2つ。縦型ジッパー式チェストポケットが1つ
ハンドウォーマーポケットにジッパーは付いてません。
ジッパーが付いてないと小物などは落ちる可能性があるので、手を温める専用のポケットとなりそうです。
・腰をカバーし、ヒップベルトやハーネスの着用に対応するヒップまでの丈
最近のパタゴニア製品はドロップテイル仕様のものが多いです。
至って普通に見えてこのあたりの芸の細かさがアウトドアブランドといった印象です。
・工場の従業員にプレミアム賃金が支払われるフェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
原産国:エルサルバドル製
重さ:337 g (11.9 oz)
サイズ表
XS | S | M | L | XL | XXL | XXXL | |
身幅 | 50 | 52 | 56 | 61 | 65 | 69 | 76 |
後着丈 | 69 | 71 | 74 | 76 | 79 | 81 | 84 |
裄丈 | 85 | 88 | 90 | 93 | 95 | 98 | 100 |
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本で販売しないサイズを掲載している場合があります
パタゴニアのフリース【レビュー】マイクロD・ジャケット|サイズ感
私は165cm 58kg です。
パタゴニアの製品はテクニカルなランニングウェアの一部を除いては、すべてXSサイズ(US)でジャストサイズです。
体格などは異なるかと思いますが参考にして頂けたらと思います。
この日のレイヤリング
- アンダー Tシャツ
- ミッド コットンのシャツ
- アウター マイクロD・ジャケット
- パンツ リゾルト
後ろにかけて少し長めとなっています。
袖丈は少し余りますがそこまで気になるほどではありませんでした。
パタゴニアのフリース【レビュー】マイクロD・ジャケット|気に入っている5つのポイント
①軽さ
フリースの特長でもある軽さはとても快適です。
セーターなどはやはりウールなどが使用されているため少し重量があります。
カバンの中に収納していても重さを感じないので旅行にも最適です。
②暖かさ
薄いといって保温性がないわけではなく、十分な暖かさを感じました。
マイクロフリースの細かい空気の層に熱が保たれる感じがします。
③薄さがちょうど良い
秋頃になり肌寒くなってきますとサッと羽織ることができますし、冬場にはコートのインナーなどにもごわつくことなく重ね着することができます。
このマイクロD・ジャケットの最大の特長でもあるのが、このなんとも言えない分厚さだと思います。
フリースは暑くなりすぎたりしますし、暑がりな方にとっても着にくいアイテムです。
その点保温性は高すぎず、このジャケットの厚さがちょうど良いです。
④速乾性
パタゴニアのは、例えばメンズといった中にも、スポーツウェアとテクニカルウェアのカテゴリーがあります。
R1シリーズなどはテクニカル、このマイクロD・ジャケットはスポーツウェアです。
スポーツウェアといってもカジュアルに完全に振っている製品もありますが、このジャケットはちょうどその中間あたりになると感じました。
普段着にも使えるし、そこまでハードな環境、状況でなければアウトドアスポーツの際にも使用できます。
細かいところはやはりテクニカルなウェアに敵いませんが、キャンプや、ハイキング、ゲレンデスキーのインナーなどには活用できます。
素材がポリエステルで、ナイロンやポリウレタンより保水率が低いので、重くなりにくく、速乾性もあります。
⑤立体裁断
一般のフリースと大きく違うところは、パタゴニアがアウトドアメーカーであるので立体裁断になっているところです。
ただ服の形に作ってあるのと、曲がるところが曲がる様に作ってあるかの違いがあります。
この点に関してもテクニカルカテゴリーのアイテムほどではないですが、工夫があります。
- 後ろの裾を長めにするために切り返しがある
- 肩から背中にかけてのヨークがあり、立体的に
- 脇の下から腰にかけてはパネルが一枚多く縫い合わされている
この様な工夫は一般的なカジュアルなフリースとの大きな違いとなります。
もちろん素材がペットボトルや回収した衣類からリサイクルされたポリエステルですとか、最近では多く聞く様になりましたフェアトレードの縫製が採用されていることもポジティブな点です。
パタゴニアのフリース【レビュー】マイクロD・ジャケット|気になったポイント
・ポケットのジッパーは欲しい
腰のポケットにジッパーが無いので、何も入れることができません。
普段の生活でも気づいたら落とし物をしていたとかは嫌ですし、ハイキングなどの場合、山道で落とし物をすれば引き返して探すというはできないケースが多いです。
重量と価格は上がっても良いのでジッパーは欲しいところです。
この辺りベターセーターなどは気が利いています。
・上までしめるとアゴにジッパーがあたる
上までしめるとジッパーが当たるので少し気になります。
まだそこまで寒く無い時期だとしめることもなく当たっても冷たく無いのですが、寒い時期になりますとジッパーの素材上、肌に触れるとヒヤッとします。
この辺りも価格と引き換えといった感じとなりますので仕方ないポイントではあります。
まとめ:パタゴニアのフリース【レビュー】マイクロD・ジャケット|シンプルが一番良い
ここまでパタゴニアのシンプルなフリース、マイクロD・ジャケットの、素材や特長、サイズ感や実際に使用してみた感想をレビューしてきました。
最近ではレトロXやスナップTの様にアイコン的なアイテムとはある意味、対照的なクラシックな製品となります。
パタゴニアの製品は好きだけどあまりメジャーなアイテムでは無い方が好みの方や、暑がりな方にとっては薄さがちょうど良い羽織りものとして、秋冬に活用できると思います。
結論としましては…
暑がりな方や、さりげなさが欲しい方はぜひ!
パタゴニアならではのリペアサービスや、アフターケアが充実しており長年の着用も可能となります。
アウトドアから、普段着、ワンマイルウェアから、リモートワークなど多用途に使用できる衣類を超えた、ギア(道具)です!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
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