以前の私はこの様に感じていました。
ポイント
アシックスのノヴァブラスト3を500km使用したので、履き心地、走った感想、サイズ感などをレビューしてみました。
全体的には形が独特でトレイルランニングのシューズの様です。
安定感と進んでくれる感触はあり、耐久性も含めて名作と言えると思います。
この記事の内容
アシックス ノヴァブラスト3のレビューとサイズ感
アシックス・ノヴァブラスト3【レビュー】機能と外観
公式のページなどでも確認できる機能やスペックなどを一通り確認していきます。
NOVABLAST 3は、クッション性と反発性を兼ね備えたシューズです。レースからトレーニングまでさまざまなシーンで使用可能なシューズです。ミッドソールには新たにFF BLAST PLUSを採用。前作よりも更に厚みをもたせ、クッション性と反発性の向上を追求しました。また前作に比べて大幅な軽量化を実現しつつ、快適性も向上しています。アッパーのシュータンウイング構造が、シューズ内で起こる足の動きを抑え、フィット感を向上させています。またサポート性の高いヒールデザインが加わることで、ランニングの中に足のスムーズな動きをよりサポートします。
出典:アシックス
ドロップ差:8mm
価格:14,300円(税込)
重量:218g(25.5cm)
見た目のボリューム感から、この重量はとても意外に感じます。
見た目では少し重たそうに見えますが、持つと驚くほどに軽いです。
購入時はすぐに履きたかったのか、写真なども撮らなかったので現在500km使用後の写真です。
ソールの色は少し色があせた印象はあります。
ソールに入るシワも目立ちません。
ソールが踏み込んだ時にぎゅっと潰れる様にボコボコした形をしているので、その形状に合わせてソールが沈むこともシワがあまりない理由かなと思いました。
この様な形状はトレイルランニングのシューズではよくあると思います。
カカトに安定感があります。
指を裏側においても透けないほどにはしっかりした生地感です。
そのため裂けたり、破れたりというトラブルはこれまでにありませんでした。
ヒモはやや長めで、伸縮性のあるタイプです。
シュータン部分は大きくメッシュ穴が空いていて、通気性は高いと思います。
ヒモをきつく締めすぎると私は少し甲が痛くなったのでその点は注意が必要かもしれません。
個人的に最近好きなのはアッパーにアシックスのラインが編み込まれているタイプです。
理由は特にありませんがデザイン的に好きです。
テープで貼り付けてあるタイプは、おそらくアッパーの強度を補強する意味で貼り付けてあるのも理由としてあると思いますので、それぞれには開発者の方の考えがあるんでしょうね。
インソールのプリントもしっかりしていて500km走ってもまだまだ綺麗です。
すこし溝部分も残っていますし、ラバーの剥がれもなくまだまだラバー部分も残っています。
この耐久性には本当に驚きです。
私の着地が、ミッドフットぐらいなので、カカトのすり減りはほぼありません。
まだまだ綺麗な状態です。
ソール自体の耐久性はかなり高いと言えると思います。
このかかとの外側のスレなどが大きくなってきたら、その時はこの靴も替え時かなと感じました。
しかしまだしばらくは着用できそうです。
アシックス・ノヴァブラスト3【レビュー】サイズ感
私はアシックスとナイキをメインに使用します。
シューズごとのサイズ感を知ることは有益ですが、自分の足の実寸を知ることはもっと有益です。
私は基本的にどのシューズでも25.5cmを使用します。
逆に言えば、25.5cmを履いても足に合わなければそのモデルは諦めます。
ランニングを始めた当初は、普段の靴を選ぶ感覚でシューズのサイズを決めていたため、26.5cmを選択していました。
指先に1センチぐらいの余裕があるシューズを選ぶと良いという情報をみたり、お店のスタッフさんにもその様に勧められることがほとんどだからです。
今考えると、足の先にかなりの余裕がありましたし、曲がるべきと所が曲がらなかったり、靴の中で足が動くためにヒモをきつく締めすぎたりと、トラブルが絶えませんでした。
それで思い切って実寸をしっかりと計測して、自分の足に合ったサイズのランニングシューズを履いた時の感動は今でもよく覚えています。
前置きが長くなってしまいましたが、私の足の実寸は両足25.2cmです。
足の幅(ワイズ)はDになりますのでやや細めな方です。
靴は大きめから試着するのではなく、実寸に近いサイズから試着していくのが正解です。
私の場合ですと、実寸25.2cmのD幅なので、25.5cmのシューズを履きます。
もしニューバランスの様に横幅もD、2E、4Eと選べるなら、25.5cmのDということになります。
例えば実寸が26.4cmの方ですと、まずは26.5cmを試着するのが良いと思います。
それでサイズが合えば良いですが、少し小さければ、27cmを選択します。
同じ26.4cmでも足幅がDの方ですと、26.5cmでもサイズが合う可能性がありますが、2Eの方などですとおそらく27cmになります。
実は大きなサイズを選び過ぎている可能性があるので、ご自身の実寸をまず計測してみることをお勧めします。
私はアシックスのこのページで計測をしました。
アシックス「足のサイズの測り方」
A4のコピー用紙の上に足を置き、鉛筆でぐるりを書いて測りました。
面倒ですが、一度このサイズガイドを使いご自身の足のサイズを計測しておくと、後々靴選びをする時に非常に便利となります。
お店などに行った時も自分の実寸のサイズと、ワイズ(足幅)をショップのスタッフさんに伝えることで明確にサイズ選びをすることができます。
アシックス・ノヴァブラスト3【レビュー】良かった5つのポイント
1.デザイン
正直に申し上げますと、私はナイキのデザインが好きです。
ペガサスや、リアクトインフィニティ、ヴェイパーフライなど格好いいなと思います。
一方アシックスは「それもアシックスの良いところ」といってしまえばそれで終わりなのですが、デザインに関してはクラシックなスタイルのシューズが多い様な気がします。
垢抜けないという感じです。
その点でノヴァブラストはかなり斬新なスタイルで見た目もかなり格好いいな!と思いました。
これも私の個人的な好みの問題とはなりますので、全員がそう思うことはないですが、私的にはビビっとくるデザインでテンションも上がりました。
2.価格
14,300円(税込)なのは今日の高性能ランニングシューズの中では価格が抑えれらていると感じました。
ナイキのペガサスシリーズも40からでしたか、16,500円程度に値上げがありました。
アシックスも今後、その可能性もありますが今のところは14,300円なのはとてもポジティブな点だと思います。
心なしかすでにアシックスのシェアはランナーの中でかなり広がっていると思います。
アマゾンや、楽天でタイミングよく購入できると、ポイントや値引きを含めて、10,000円を切る価格で購入できるのでかなりお買い得です。
3.耐久性
私が使用してみて500km走行しましたがほとんどへたりや見た目の外傷などはなく状態は良いです。
厳密に言えば、当初の反発力は薄れてきている感じはありますが、レースなどの本番でなければ十分に使用できる範囲ですし、まだ買い換える理由が見つかりません。
正直、もう一足欲しいぐらいですが今のところ我慢しています。笑
4.クッション
履いてみたらすぐに納得いただけると思います。
本当に、柔らか過ぎず、硬過ぎずのちょうど良いところです。
私は普段ヒールストライクではありませけど、かかとの部分が軽く地面に設置する時に面積が広いことが助けてくれているのか、衝撃がとても柔らいでいる感じがしました。
つま先部分もしっかりと厚みがあり、なんといいますかガンダムなどのロボットの様に足の幅が大きくなった感じがします。
わらじを履いて雪の上を歩くと沈みが少ない様な感じで、着地の面積が広く衝撃が分散される感覚があります。
5.スピードが出せる
クッションニングが十分にあるのですが、不思議とペースアップも可能なシューズです。
この仕組みと不思議な機能を私は分析できることが正直できません。
シューズの専門家とか、開発者の方にはその仕組みが説明可能なのでしょうけど、私はその化学の恩恵にあずかるだけです。汗
アシックス・ノヴァブラスト3【レビュー】気になった3つのポイント
・ゆったりジョグ(LSDなど)には向かないかも
クッションはしっかりありますが、どちらかというと、ジョグペースを含むそれより早い速度での使用がいいかなと思いました。
LSDだと普段のジョグよりさらにゆっくりしたペースになりますが、その時はしっくりこない感じでした。
靴がコロンコロンと転がるというよりは、足を踏み込んで、その反発で走る様なシューズです。
お尻を使った走りができるのか、私はおしりの筋肉がすこし張る感じになります。
・個人的には甲の締め付けが痛い時がある
足の形によるのですが、ヒモを締めた時に甲の一番高いところにヒモが食い込む感じがして痛い時があります。
最初、新品の時は「もうこのシューズは履けないかな」と思いました。
数回履いて、ヒモを締める時の強さを工夫したりしているうちにこの現象は収まりました。
私の場合は左足だけでした。
・靴の機能に頼りすぎる
カーボンシューズもこれに当てはまると思います。
カーボンプレートは入っていないですけど、助力は大きく、クッションもかなりサポートしてくれる印象はあります。
そのため自分の足を鍛えたいという方にとっては用途に合わない感じがします。
私は普段のジョグはあえてサポート力の少ないハイパースピードシリーズを使用して、リカバリージョグや、テンポアップの時に厚底シューズを履く様に工夫しています。
まとめ:アシックス・ノヴァブラスト3【レビュー】500km使用した感想、サイズ感も!
ここまでアシックス・ノヴァブラスト3のレビューをしてきました。
今後4が発売になるのかもしれませんが今から楽しみです。
しかしながら、すでにランニングシューズもスマートフォンと同じで、かなりレベルの高いところまできている感じはあります。
今後これ以上に革新的なシューズが発売されるのか…。
先のことはまだわかりませんね。
総じて、ノヴァブラスト3の完成度は高く、価格と耐久性のバランスも良いので2足目を購入したいところですが、せっかく購入するのなら新しいモデルの方が良いかと色々と考えています。
実はスーパーブラストもかなり気にはなるのですが、ジョグシューズに22,000円は流石に厳しいところです。(実際、買えないこともないですが、、、)
今のところあと500kmは履いて、1000km使用してから次のシューズを検討してみたいと思います。
今、購入を考えている方は、私はレースには使用しませんが、普段のトレーニングにはとってもお勧めします!
素敵なランニングライフをお互い楽しみましょう!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
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