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パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】ちょうどいいサイズ感と、多用途に使えるデザイン!

2022年2月4日

パタゴニア プロビジョンズ

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

 

最近の自分
バックパックを多用途に使いたいな。

 

最近の私はこの様に感じていました。

パタゴニアのハイキングカテゴリーからアルトヴィア・パックシリーズが登場しました。

半年間ほどハイキングや通勤などに使いましたので、使用感や気に入ったポイントを書いていきたいと思います。

サイズが22L、28L、36Lと使用目的に合わせてサイズが選べるのもとても良いなと感じました。

この記事の内容

パタゴニア アルトヴィア・パック28Lのレビュー

パタゴニア公式サイト アルトヴィア・パック 28L

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】詳細の仕様や素材、スペックなど

アウトドアで使用する道具は使われている素材や仕様などから、どの様な用途に向いているかをある程度見ることができます。

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

特長

・リサイクル素材を使用 頑丈なリサイクル・ナイロン100%素材

・快適なショルダーストラップで通気性に優れたレギュレーター・エアメッシュのショルダーストラップとヒップベルト

・1日中快適に担ぐことができるバックパネルの構造、メッシュのバックパネルを浮かした構造は風通しを発揮し水分が溜まるのを防ぎ1日中快適

・多用途型ヒップベルトで移動中もアクセス可能なヒップベルト。小物を安全に収納できるサイドポケット

・給水パックに対応で給水パックを収納可能

・便利なレインカバー付き。パックの容量は28リットル

・フタと内側のジッパー式ポケットにものを安全に収納可能

・原産国 ベトナム製

・重さ 797 g (1 lb 12 oz)

・サイズ 58 x 29 x 27cm(高さx幅x奥行)

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

【素材】

シェル:4オンス・140デニール・リップストップ・リサイクル・ナイロン100%。ブーツ:4.1オンス・210デニール・リップストップ・リサイクル・ナイロン100%。レインカバー:2.2オンス・リサイクル・ポリエステル・タフタ100%。すべてポリウレタン・コーティングとPFCフリーDWR加工(過フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)済み。バックパネルとストラップ:4.4オンス・ポリエステル・メッシュ100%。ポケット:9.4オンス・ナイロン66%/ポリウレタン34%のメッシュ。裏地:3オンス・200デニール・リサイクル・ポリエステル100%。ポリウレタン・コーティング済み。フレーム:フォームを重ねたフレームシート

出典:パタゴニア

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

ポケットがあります

 

メインの収納の上部にはポケットがあります。

ポケットの裏側には、パソコンやファイルなどの薄いものを収納する部分もあります。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

上部のポケット

 

上部にもジッパー式のポケットがあります。

このポケットは比較的収納力があるのでサングラスから、タオル、日焼け止めなどいろいろなものを収納しておくことができます。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

ポールを固定する紐

 

ポールを固定する際にパック自体にある程度荷物が入っている場合だと使用しやすいですが、荷物が少ない状態ですと少し固定しにくい印象です。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

メッシュの裏側にPatagoniaのロゴ入り

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

腰のベルトのポケットも伸縮性のあるメッシュタイプ

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

薄く、柔らかい

 

ショルダーストラップは薄く、柔らかいです。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

コーティングが施されています

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

雨蓋の裏部分にもコーティングが施されています

 

今回からパタゴニアの取り組みとして、PFCフリーのDWR加工へ進化しています。

「PFC(Perfluorocarbon)」とは撥水加工に使われてきたフッ素化合物で、長年、防水透湿シェル素材のDWR(耐久撥水)加工を支えてきた。分子間引力が極めて弱いために物質同士を結合させにくく、撥水加工剤として使えば、水、油、汚れを弾く機能を持たせられる。これが「PFC」を使った撥水加工の原理。加熱や油分にも強いため、洗濯やドライクリーニングにも耐性があり、汗や皮脂で汚れることの多いアウトドアウエアでも安定した撥水性を発揮している。

出典:PEAKS

 

以下の記事も参考になります。

パタゴニア公式サイトのクリーネストラインより

 

私たちのDWR加工の問題点

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】サイズ感と背負った雰囲気

実際に背負った感じを見ていきます。

身長は165㎝で、サイズはS/Mを着用しております。

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

正面から見た感じです

 

胸のチェストストラップは取り付けの位置が体型に合わせて変更可能です。

腰のストラップの生地は比較的薄くて柔らかめです。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

正面斜めからです

 

ストラップのロゴ部分にもカラビナなどを使用すれば、小物を引っ掛けて置けるのは便利です。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

正面から全体を見た感じです

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

後ろから全体です

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

サイドから全体です

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

腰の部分はぴったりフィットしています

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

メッシュポケットと背面ポケットも便利です

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】良かった5つのポイント

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】良かったポイント

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】良かった5つのポイント

 

1.普段使いもできるデザイン

鞄が好きですが、たくさんコレクションするという意味ではありません。

なるべく少ないもので、自分の用途を網羅してくれるアイテムが好きです。

 

基本的にフリースにデニム、Tシャツにショーツといった服装をすることが多いので普段使いと山と兼用にしています。

普段から自転車や歩きなどで移動することが多いので、トートタイプだとちょっと持ちにくいですし、ボディバックだと出先での買い物の際の収納に困ります。

 

最近ではお店などで買い物をしても、ショッピングバックやレジ袋もなるべく受け取らない様にしているので、収納力がある程度あるのは助かる場面が多いです。

たくさん荷物を入れるとハイキングにでも行きそうな雰囲気は出てしまいますが、その辺りは仕方ないかなと割り切っています…。笑

なるべくシンプルな生活をしたいと考えているので、アルトヴィア パックの様に2日程度の山行きにも、日帰り登山にも、東京への主張にも、仕事の通勤にと多用途に使えるパックは私にはとても使い勝手が良いです。

 

2.雨蓋タイプでリッター数以上の収納力

上部がジッパー式のタイプではなく、紐で閉めるタイプになっています。

ロールトップのパックなどでも同じ様な感じですが、ある程度容量に余裕があるので表記の28Lよりもたくさん入ると思います。

 

雨蓋タイプですと、止水ジッパーなどを採用しなくても水の侵入が防げます。

止水ジッパー自体の価格が高いそうでパックの値段が高くなってしいますし、通常のジッパーでも故障の可能性があります。

 

パタゴニア公式のリペアサービスでもジッパー交換は一箇所3,300円ですが、アルトヴィアパックのコードロックの交換は110円です。

万が一割れた場合もとても安価に修理が可能です。

 

3.レインカバー、一体型

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

レインカバーは正直そこまで使用の機会は多くはないと思います。

街中での小雨程度ならわざわざレインカバーをかけるほどではありませんし、アルトヴィアパック自体にも撥水加工があるので簡単には染み込んできません。

実際にレインカバーを使用する機会があるのは山での場面や、通勤ラン、バイクに乗られる方には重宝されるかと思います。

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

底の部分に収納されている

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L

取り外しはできない

 

紛失しないために、一体型となっています。

取り外しができた方が他のパックにも使用できるので便利な気はしますが、いざ使用したいと思った時に他のパックにつけたままにしていたと、いうこともありそうです。

 

4.外ポケットが便利

今までパタゴニアのパックといえば、アセンジョニストパックなどのクライミングパックが主流でした。

そのため生地はとても丈夫に作られ、サイズも大きなものもありましたが、収納はメインだけでした。

 

他に整理ができるコンパートメントなどはなく、パックの外側にボトルや脱いだジャケットを収納することもできませんでした。

今回のアルトヴィアパックはサイドは伸縮性のあるメッシュポケットが付いていて、500ml程度の水筒なら収納が可能です。

屈んだときなども落ちることはなかったです。

 

背面のポケットは伸縮性の無いナイロンの生地になっています。

伸縮性のあるポケットだったら便利でしたが、パック全体の強度を考えるとこれで良かったのかとも思えます。

 

最近ではウルトラライトも定番化していますし、山と道などのパックをご使用されているハイカーの方も多い中、私的には強度にしても重量にしても丁度良いというところに落ち着いたのでは無いかと感じています。

 

5.価格は抑えらている印象 

※発売時より各サイズ10%ほどの値上がりがありました。(2022/09/06価格修正済みです)

22Lが15,400円

28Lが17,600円

 

36Lが19,800円

この様な価格帯なので安くは無いですが、もっと価格が高いものも多く存在する中で比較的価格は抑えられていると感じました。

 

パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】気になった1つのポイント

1.ポリウレタンコーティングの耐久性

正直、最近ではギアの完成度がかなり高くなってきていて、細かいところまで配慮がなされています。

今回は強いてあげるならといった感じになってしまいますが、生地の裏に施されているポリウレタンコーティングの耐久性ぐらいでした。

数年前のブラックホールパックや、ライトウェイトトラベルトートなどは裏地が剥がれてしまってきたので、そのあたりは少し気になるかなと感じました。

ですが特筆してあげるほどの問題点では無いかと思いますので、個人的にはほぼ完成形に近づいたのではないかと思います。

 

2.大きなサイズを出して欲しい

40L以上のパックは、クラッグスミス、アセンジョニストといったクライミングパックしか販売されていません。

アルトヴィアシリーズのなかで一番大きなサイズでも36Lなので、この辺りは長期の遠征になりますと大きさに少し物足りなさを感じます。

ハイキングカテゴリーで50L以上のモデルが発売されたら個人的には即購入のサイズ感です。

今後に期待したいと思います!

 

まとめ:パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】ちょうどいいサイズ感と、多用途に使えるデザイン!

まとめ:パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】ちょうどいいサイズ感と、多用途に使えるデザイン!

まとめ:パタゴニア アルトヴィア・パック28L【レビュー】ちょうどいいサイズ感と、多用途に使えるデザイン!

 

私にとってはほぼ完成形に近い形と言えると思いました。

デザイン的にも良いので、普段使いに使いやすいですし、それぞれのライフスタイルに合わせて4つのサイズから選べるところも魅力的です。

 

パタゴニアの最大の良いポイントには、アフターケアが充実していることがあげられると思います。

実際に使用してみて、また問題が発生した時にもカスタマーサービスに相談、リペアセンターによる完璧な修理が対応してくれますの安心して購入ができます。

長年の相棒としてタフに使用していきたいと思います!

 

今日は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。

 

【記事の中で紹介させて頂いた製品】

パタゴニア公式サイト アルトヴィア・パック 22L

パタゴニア公式サイト アルトヴィア・パック 28L

パタゴニア公式サイト アルトヴィア・パック 36L

パタゴニア プロビジョンズ

パタゴニア

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    • この記事を書いた人

    つかも

    ラン・トレラン・音楽・読書・野球などが好きです。自分の住んでいる京都の暮らしに役立つことや、アウトドアメーカーで働いていたので、シューズ、衣類、ギアなどの感想をブログに書いています。ラン歴は6年目です。PBは2023福知山マラソン、3時間13分程度の走力です。

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