以前の私はこのように考えていました。
パタゴニア・ストライダー・プロ・ショーツを約2年ほど使用したので、感じたことをレビューしたいと思います。
現場での機能と性能、履き心地、そしてデザインまですべてが揃っているランニングショーツです。
私の場合、ショーツ探しはこれでひとまず終えることができました。
この記事の内容
ストライダー・プロ・ショーツのレビュー
パタゴニア公式サイト メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ
パタゴニア公式サイト メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 7インチ
パタゴニア【レビュー】ストライダー・プロ・ショーツのスペックなど
素材やスペックなど見ると、特徴や機能がおおよそ推測することができます。
まずは全体像をまとめてみました。
概要
- パタゴニア製品の中で最もテクニカルなランニング用ショーツ。
- 軽量で速乾性を備え、実用性が鍵となる長いミッションに最適。
- フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
- 外側にドローコード付き
- ポケット、ライナー有り
- 重量111 g (3.9 oz)
素材
本体:1.9オンス・ストレッチ・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。
ポケット:平織りの3オンス・リサイクル・ポリエステル89%/ポリウレタン11%。DWR加工済み。
ライナー:2.7オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル42%)のクレープ。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
出典:パタゴニア
サイズ表
XS | S | M | L | XL | |
ウエスト | 32 | 34 | 38 | 42 | 46 |
股上 | 26 | 27 | 28 | 30 | 31 |
股下 | 18 | 18 | 18 | 18 | 18 |
仕上がり寸法(平置き/cm)
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本では販売しないサイズが掲載されている場合もあります
↑サイズ表は股下が7インチ(18センチ)のタイプです。
股下が5インチ(13センチ)のタイプもあります。
ウエスト、股上などは同サイズです。
パタゴニア【レビュー】ストライダー・プロ・ショーツのサイズ感
私が着用しているのは、ストライダー・プロ・ショーツの7インチ(股下18センチ)です。
個人的には長めのショーツの方が好きなので、こちらを着用しています。
ショーツの長さに関してはどちらを選ばれても好みでOKだと思いますが、ふとももなどがよりスッキリしているのは5インチの方が良いです。
隠れたいる部分が多いので、プロテクション的には7インチの方が高いです。
サイズ感は小さめに感じる方が多いと思いました。
ライナーがトランクス型ではなく、ブリーフ型なので股ずれなどのスレは起こりにくいものの、かなり最初締め付け感はあります。
また普段ボクサーパンツを履く機会の多い方にとっては、最初違和感もありそうです。
私も最初は違和感がありましたがしばらく履いているうちに慣れました。
サイズは165㎝58㎏でXSサイズを着用しています。
USサイズで大きめなので、所有しているパタゴニアの製品はほぼ全て、街着からトレーニングウェアまでXSサイズです。
パンツの種類はインチだと28インチを選択しています。
テクニカルなウェアはサイズがぴったりの方が機能を発揮してくれると感じているのでこちらのサイズを選択しています。
Sサイズでも履けますが、少し大きい感じがしたのでXSサイズにしました。
パタゴニア【レビュー】ストライダー・プロ・ショーツの良かった5つのポイント
- 軽い
- 乾きが早い
- ライナーがグッド(スレたりしにくい)
- 腰まわりのポケットが万能
- 耐久性がある
1.軽い
重量が軽いというのは、長時間の運動になればなるほど重要です。
そのためにランニングシューズも、ゴアテックスのJKTも軽量化に力をいれています。
アウトドア業界では重さが半分になれば、価格は2倍になるという話を聞いたことがあります。
このストライダー・プロ・ショーツは重さが111グラムです。
パタゴニア社の定番ショーツのバギーズは227グラムなので約2倍の重さになります。
どちらにも良い点はあって、バギーズは生地に重量があり、分厚いため長年の酷使に耐える強度があります。
普段履きする機会が多い衣類にとっては必要な性能です。
ランニングショーツに求める性能は、軽さが重要です。
少しでも身軽に走れることが助けとなります。
確かに強靭な素材ではありませんが、軽く、スリットが深く、通気性も高いために足さばきに関してほとんど影響がありません。
パタゴニアではトレイルランニングカテゴリーの製品でありますが、ロードランナーにもかなりの愛用者がいるのもうなずける性能です。
2.乾きが早い
おしゃれに関心の高い方はたくさんのランニングショーツをお持ちかと思います。
ほとんどの方は、少ないアイテムで回せたらその方が経済的にも良いかと思います。
毎回コーデに気を使う必要もありませんし、今現在、最新の物でも最近の技術の発展はとても早いです。
どんどんと新素材や有効な機能が追加されるので、同じアイテムを何年も使うより(とはいえぼろぼろになるまで使用したい)新しいモデルの方が機能が高い場合があります。
今の現行のモデルが気に入っていたとしても、そのとき数枚買い溜めしてしまうと結局はお気に入りのカラーしか履かなかったり、長年新しいモデルが購入できないことにもなります。
できる限り少ない枚数でひんぱんに履いて、洗濯、翌日にはもう履けるという状態が好ましいです。
ストライダー・プロ・ショーツは、生地が薄く軽量なので洗濯をしたらすぐに乾きます。
ボロボロになるまで使用して役目を終えたら、その時に販売している最新モデルを購入すればいろんな意味でエコかもしれませんね!
3.ライナーがグッド(スレたりしにくい)
多くのランナーが経験したことのある問題なのかなと思っていますが、股ずれや、お尻のあたりがスレて痛くなったことがあります。
胸のスレもありますが、これらの問題は体力以上に繊細なテーマで、いったんスレ出すと痛いだけではなく、集中力なども欠いてしまいます。
症状としては靴ずれの様な感じですが、気になると走るどころではなくなります。
このショーツはライナーがブリーフ型なので揺れや、摩擦がかなり軽減され、ある程度の距離までは全く痛くなったりしません。
(※私の場合はロード、トレイルでも20キロ以上の場合は摩擦の軽減されるクリームを併用しています。)
4.腰まわりのポケットが万能
腰まわりに5つのポケットがあるのでこれらがとても便利です。
活用方法はいろいろあると思いますので、それぞれのスタイルに合わせてご活用いただけます。
ちょっと水分を持っていきたい時などは、ソフトフラスクを入れていくこともあります。
ジェルなども入ります。
もう少し距離がロング走になるときはフリップベルト(Amazonへのリンク)を併用することもあります。
スマートフォンはケースを外した状態ですと、以前使用していたiPhone11proは余裕で収納できました。
Appleの純正レザーケースをつけた状態でもなんとか入りますが、レザーに傷が付きました。
シリコンケースでも入りますが、シリコンが引っかかってとても入れにくかったです。
今現在の最新モデルだと、max系のサイズ以外は収納可能です。
もう少し大きければさらに便利ですが、ポケット内でスマートフォンが揺れるのも嫌なので、これぐらいのサイズが良いのかなとは思います。
iPhone SE2であればApple純正のレザーケースに入れた状態でも、十分収納できます。
iPhone12miniも大丈夫です。
私がiPhoneユーザーなので、アンドロイドに関してはあまり参考にならずすみません…!
短い距離ならサイドに入れた方が取り出しやすいです。
写真での見た目はちょっとですが、揺れなどはあまり感じません。
同じくパタゴニアのランニングショーツで、ナイン・トレイルズ・ショーツがあります。
パタゴニア公式サイト メンズ・ナイン・トレイルズ・ショーツ 8インチ
このタイプもかなり良いのですが、ポケットが通常の位置にあります。
前の2つのポケットと、後ろポケットです。
ジッパーがそれぞれ付いて使いやすいのですが、やはりふともものところに何か物が入っていると結構気になります。
ポケットは腰回りだけで、足のさばきには全く影響がないので、ポケットの位置に関してはストライダー・プロの方が気に入っています。
5.耐久性がある
軽くて、乾きが早いだけではなく2年ほどかなり使用しましたが、ほぼ傷みや色あせなどはみられません。
ウエストのゴムも伸びませんし、腰のポケットのゴムもまだまだ張りがあります。
本体生地も木や藪に引っ掛けたりせず、通常に使用している分には問題ありませんでした。
汗をかいては洗濯して、また繰り返し履いていますが、まだまだ活用できます。
パタゴニア【レビュー】ストライダー・プロ・ショーツの気になるポイント
カラーによって汗が目立つ
乾きは早いのですが、夏場のトレイルや、ランニングではかなりの量の汗が出ます。
色がグレーなどの濡れて色が変わるタイプだと上半身から流れ出た汗が、下に落ちていくのでショーツまでズクズクになります。
そうなるとショーツの色が変わってしまうのでちょっと人目の多いところではきびしい感じになります。
汗かきの方が色を選ばれる際は、濃い目のカラーを選択されるのが安心かと思います。
ライナーが馴染むまでキツく感じた
普段私はボクサータイプの下着を履くので、ブリーフ型のライナーにとても違和感を感じていました。
お尻に食い込む感じなども気になっていました。
パタゴニア製品、特にテクニカルのラインナップに言えることかもしれませんが、新品の状態の物はあまり着心地が良くないことが多いです。
レインウェアのシェルや、キャプリーンに関しても数回着用して、洗濯を繰り返したぐらいで良い状態になります。
伸びるとことがある程度なじみ、生地が柔らかくなってきたころがベストな状態だと思います。
そのベストな状態が長く続くことが、パタゴニアのテクニカルなギアの気に入っている1番のポイントです。
まとめ:パタゴニア【レビュー】ストライダー・プロ・ショーツのサイズ感|これを選べばまちがい無いです!
ここまで、私の愛用しているストライダー・プロ・ショーツのレビューをしてきました。
サイズ感なども参考にしていただければ幸いです。
今ではランニングやトレランでも、ほとんどの場面でこのショーツを履いています。
なかなか自分のお気に入りを見つけるのはむずかしいかもしれませんが、このショーツに関してはお試しいただくだけの機能はあるかと思います。
パタゴニアの製品保証もありますし、機能に納得いかなければ返品できるギャランティーも素晴らしいです。
リペアサービスと、カスタマーサービスも充実しており、親切で丁寧なアフターケアもあるので安心です。
ぜひ、納得のいくランニングショーツと出会えない方はお試しになってみてください!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
【記事の中で紹介させて頂いた製品】
パタゴニア公式サイト メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ
パタゴニア公式サイト メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 7インチ