以前の私はこの様に感じていました。
パタゴニアの中でも定番となりますベターセーターのレビューです。
色々と新しい製品が登場しては無くなっていく中で、長い間ラインナップに残り続けるのには理由があるかと思います。
サイズ感や特徴と合わせて、ベストタイプも見ていきます。
この記事の内容
パタゴニア・ベターセーターと、ベストのレビュー
パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】素材や特長
パタゴニアの製品の中でもライフスタイルのカテゴリーとなり、アクティビティでメインに使用というよりは普段着寄りのアイテムになると思います。
しかしパタゴニアはライフスタイルのカテゴリーのアイテムでも、アクティビティで使用可能なアイテムが多いです。
カリフォルニアのヨセミテなどではクライマーが、ベターセーターを着用して、クライミングをしているそう。なにかカッコいいですよね!
【素材】
従来の製法に比べ、染料とエネルギーと水の使用量を大幅に削減するローインパクトの染色処理を採用した、10オンス・リサイクル・ポリエステル100%のニット・フリース。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用。ブルーサインの認証済み
出典:パタゴニア
【特長】
- ヘザー色の糸を使用して内側を起毛させたリサイクル・ポリエステル100%素材のニット・フリース
- フルレングスのフロントジッパーをスタンドアップカラーの上まで備えたデザイン
- 腕が動かしやすく、バックパック着用時も快適なラグランスリーブ
- 2つのジッパー式ハンドウォーマーポケット。左胸の縦型ジッパー式ポケットは携帯電話やミュージックプレーヤーの収納に対応
- 袖口と裾は形くずれや摩耗を防ぐマイクロポリエステル・ジャージーの縁取り付き
- かさばりを抑え、肌との摩擦を防ぐフラットシーム仕上げ
- 工場の従業員にプレミアム賃金が支払われるフェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
- 原産国:スリランカおよびタイ製
- 重さ:638 g (22.5 oz)
【サイズ表】
XS | S | M | L | XL | XXL | XXXL | |
身幅 | 50 | 52 | 56 | 61 | 65 | 69 | 76 |
後着丈 | 65 | 68 | 70 | 73 | 76 | 78 | 72 |
裄丈 | 84 | 86 | 89 | 91 | 94 | 97 | 99 |
パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】サイズ感
私は165㎝ 58㎏ でXSサイズを着用しています。
いつもパタゴニアではこのサイズを着用しており、いつものサイズ感で大丈夫でした。
この日のレイヤリング
- Tシャツ
- コットンシャツ
- ベターセーター
3枚を重ねて着用です。
ジーパンはリゾルト710を着用しています。
サイズ感はややゆったりといった印象です。
袖はいつもの通りに長めの設定になっているので、サイズをあげると袖が長く感じるかもしれません。
袖の長さは手の甲を覆うぐらいまできています。
パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】ベストタイプのサイズ感
続けてベストタイプのサイズ感も見ていきます。
すこしベストの方がシルエット的にスッキリしている様に感じます。
パタゴニアではダウンセーターも、レトロXもベストの方が造りがタイトなのでこれも同じ様な設定なのだと思います。
こちらも同じサイズでXSです。
パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】良かった5つのポイント
①カラー展開が豊富
パタゴニアの製品はUSよりカラー展開が日本では少ないです。
製品によっては定番の黒と、あと一色といったものも多い中、大体毎年5、6色ほどは展開があると思います。
シーズンカラーも豊富にあるので、定番でありながら色が被りにくいのもポジティブなポイントと感じました。
毎年、ブラック、ネイビー、そして写真のグレーは定番のカラーとなっています。
②見た目が上品
流石にフォーマルとまではいかないですが、綺麗めなカジュアルにはなるかなといった感じです。
シャツスタイルの上にもサッと羽織れるようなアイテムなので、仕事などでも会社によってはOKなところもあるのではないでしょうか。
いろんな場面で
③細かい作り込みがしっかりしている
最近では同じ様なセーター調のフリースを見かけることも多くなりました。
無印良品の同じ様なジャケットも持っています。
価格は比較すると大きく違うのですが、それだけの理由もあることもわかります。
例えばジッパーの色や質感のひとつにしても、並べると安い方はそれだけの理由があります。
ポケットにジッパーが付いていて、物を安心して入れることができます。
寒い日にアゴにジッパーの金具があたり冷たく感じることもありません。
素材の質感もただ目で見てもその良さがわかります。
パタゴニアの衣類は安価では無いですけど、長年使用すれば元は取れますね!
④暖かい
ベターセーターは数あるパタゴニアのフリースの中でもとても暖かいと感じます。
スナップTは厚手ではありますが風通しが良く、単体で着用した場合、風が服と結構寒いです。
R1や、R2などのフリースも軽量でコンパクトになるが、あくまでアクティビティで活動中の体温を想定して作られているため保温性はあるが、抜けも良いのが特長です。
ベターセーターはフリースでありながら、セーターの様に編んであり目が比較的詰まっているので風の影響を受けにくい印象です。
重量もベターセーターは638g(Mサイズ)、R2ジャケットは380g(Mサイズ)約300gも重く、質量も大きくなるため必然的に保温性は高くなります。
⑤スキーなどのインナーとしても使える
重さが気になる場面では使用するのが難しいかもしれません。
山に登る時はなるべく荷物を軽くしたいと思いますし、トレランに行くのにザックに入らないのは困りますので。
しかし着ている時には不思議と重さはあまり感じにくく、日常での使用はもちろん、スキーなどのインナーとしては使用できるかと思います。
保温性が高いため、強度の高いスポーツには向きませんが、ゲレンデでのスノーボード、スキーなどには最適だと思います。
そのまま観光にいっても大丈夫ですので便利です。
パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】気になったポイント
・袖が長い
袖が長いのはパタゴニアがクライミングの会社であることが大きいのかもしれません。
サイズもゴールドウィンなどは日本人の体型に合わせて作られていますが、パタゴニアはUSサイズのまま輸入しているものなので国々の体型にも少し違いがあるからだと思います。
ジャストサイズで着ても袖が余るので、体重のある方でウエストに合わせた場合、さらに袖が長くなってしまうと感じます。
リペアサービスで袖詰めはしてくれます。
しかし袖の形状を変えるなどの標準の製品として存在しない仕様には出来ない様です。
以下↓
お直し(袖詰め、丈詰め)についてのリンク
着心地のよいサイズで長く製品をご愛用いただくために、袖詰め、丈詰めを修理サービスにて承っています。
製品を購入後にご試着いただき、カットしたい長さを袖口や裾の縁から垂直に測ってお知らせください。【ご注意】
1.圧着仕上げ(ミシンで縫製されていない製品)はミシン縫製仕上げとなり、シームテープ処理が出来ないため、防水機能が低下します
2.袖口、裾の仕様変更(例:袖口のゴムを無くすなど)は承れません
3.プリントや刺繍のロゴの移動は承れません
ご依頼方法や詳細については「修理サービス」をご確認ください。https://cs.patagonia.jp/s/article/000002594
出典:パタゴニア
料金について
https://www.patagonia.jp/jp-repairs.html
袖つめ | たたき仕上げの製品 ※1 | ¥1,100 |
---|---|---|
上記以外 | ¥3,300 |
ベターセーターはライクラゴムで仕上げてあるので、3,300円のリペア料金が必要になります。
これが高いか、安いかは使用する年数で変わってくると思いますが、まぁ安くは無いですよね。
しかし袖の長さがちょうど良くなることによって着心地が向上するのなら、高くも無いと言ったところでしょうか…。
・ザックなどで擦れると毛玉が出来やすい
普通に着用している時にはそこまで気になりませんでしたが、ザックなどですれる箇所には毛玉ができやすいです。
背中、肩、机などに腕を置いている箇所などには毛玉ができます。
特にバックパックでもショルダーの裏側がザラザラしているタイプだとかなり毛玉はできます。
パタゴニアの中であれば、アトム8Lや、レフュジオなどのタイプはそれに当たります。
なるべくショルダーの裏側がサラサラしているタイプのバックパックなどを使用するようにすると毛玉はできにくい印象です。
この辺りは気になる方と、気にならない方と分かれるところだと思います。
海外の方は気にしないと聞いたことがありますが、日本ではあまり毛玉は歓迎されないと感じますので、毛玉取りなどで定期的にケアする必要はあります。
まとめ:パタゴニアの定番ベターセーター【レビュー】サイズ感など|ベストタイプも着回しがききます
ベターセータージャケットと、ベストのタイプのスペックから、サイズ感、良かったポイントなどを書いてきました。
やはり定番であるだけの理由はあるかなと感じますし、完成度は高いと感じました。
日常着から、アクティビティ(カリフォルニア州ヨセミテではベターセーターを着てクライミングをする方もいる)まで幅広く着用可能で、長年変わらないデザイン。
ストアで購入したり、ウェブなどで注文して自宅に届いた時のベターセーターのカッコ良さもありますが、長年着込まれたベターセーターもカッコ良さそうです。
最初は少し重量を感じましたが、着込んで行く内に、ヒジや肩のあたりなども馴染んできて体にどんどんフィットしてくれています。
袖の長さに関しては少し気になるところもありますが、それだけをクリアできたら、カラー展開も多いのでお気に入りの一着を見つけていただけると思います。
大人の方がベターセーターを着るのはまぁ至って普通なのですが。(私も含めて)
20代の方が着たりするとなんでか妙にカッコ良かったりします!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
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