【社員をサーフィンに行かせよう】Let my people go surfing
おすすめの本を紹介したいと思いこの記事を書きました。
内容についてはあまり触れない方が良いと考えましたので、個人的な感想です。
今この本を読んでみたいと思った方は、パタゴニアというブランドに関心がある、またはサーファーの方々ではないでしょうか。もしくはアウトドアが好き、自然が好きというような方々だと思います。
私自身はサーフィンを現在に至るまでの20年間、やったりやらなかったりしてきましたが、18歳の頃のバイト先にサーファーの方がたくさん(何故だったのでしょう)おられたので、そこで幸運にもサーフィンに出会うことができました。
その当時、2000年代の前半でしたが、芸能人の影響もあり、「ロン毛」「陸(おか)サーファー」というキーワードが流行していました。
かくいう私もこのスポーツを始めたのは『かっこいいから』、『モテそう』というありがちなキッカケでした…。(キッカケはなんでもいいのかもしれませんね!)
実際に始めてバイト先の先輩に、日本海に連れて行ってもらった時のことを忘れもしません。
私のイメージしていたサーファーと呼ばれている人たちに「ロン毛」の人は一人もいませんでした。
ほとんどの方はむしろもっと硬派な、短髪で黒髪の優しい人たちでした。
そして実際に海に入ると、プロが華麗に板を操っているDVDなどを観て抱いていたのとはまったく違うリアルなサーフィンという体験は私に衝撃をあたえました。
運動神経にはある程度自身があり、そこそこできると考えていましたが、海という大自然の前では私の力は全く役に立たなかったこと、あまりにも非力な自分におどろきました。
板の上に立てるはずもなく、ただただボードにしがみ付いて、まわりの先輩方を見ていることかできなかった。
海を上がってからは、タバコに火をつけて一服しているとポイ捨てはカッコ悪いからしてはいけないよと、めちゃくちゃポイ捨てしてそうな先輩から注意を受けてまたまた驚いた。
でも、そんなサーファーの先輩から言われたので素直に聞けたのかもしれない。
私の妻はタバコをポイ捨てしなかった私の姿に当初、好印象を受けたと言っていた。
その先輩たちから教わったいろんなこと。学校ではおしえてくれないような、『生きていく上での勉強』のおかげで今の私があるといっても過言ではない。
パタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナード氏を知らずとも、1900年代の後半から現在に至るまでに生まれた人は、彼から大きな恩恵を受けていると言える。
私はこの本が好きすぎて、旧版、現行版、キンドル版を持っている。
まだ手に取ったことのない人はぜひ、1度読んでみることをお勧めする。
社員を〇〇に行かせよう。この〇〇はそれぞれが大切にしていることを当てはめてみて欲しい。
最後まで御読みいただきありがとうございました。