以前の私はこの様に考えていました。
今回はホカオネオネのリンコンを購入して500キロ走ったのでレビューを書きました。
すでにリンコン2が発売されてしばらく経過しますが、基本的な変更部分はアッパーの素材だけなので、ソール部分に変更はない様です。
これからリンコンを履かれる方のお役に立てれば嬉しいです。
この記事の内容
- リンコンのレビューと使用感
- ソールの減り具合の比較等
※現在の最新モデルは以下のリンコン3となります。(リンコン1のモデルは市場にはもうあまり無い様子です)ホカオネオネ公式サイトへ
ホカオネオネ リンコンのスペックと詳細
メインは個人的な使用感や感想を上げていきたいと考えています。
スペックに関しては公式のウェブサイトから確認できます。
以下が詳細です。
●「RINCON(リンコン)」は波が滑らかなサーフィンスポットとして世界的に有名なカリフォルニアのリンコンをイメージした、ロードカテゴリーモデル。
●シングルレイヤーアッパーや薄いタンで、ごく軽量なシューズに驚くほどのクッションを詰め込み、ソフトでスピーディーな走り心地を実現。
●スタイリッシュな非対称デザインのシングルレイヤーアッパーや薄いタンで、片足わずか218g(27cm)の軽量なシューズに驚くほどのクッションを搭載。ソフトでスピーディーな走り心地を実現しました。
●トレーニングやレースにも使えるスピードも実現。速さとクッショニングを求めるランナーに最適なシューズです。
●アッパー
・シングルレイヤーメッシュアッパーが重量を増やすことなく高い通気性を確保。
・かかとのプルタブで簡単に着脱可能
・薄いタン設計でより軽量化
●ミッドソール
・フルコンプレッションEVA ミッドソールが、HOKA の最大の特徴である極上のクッション性を発揮
・改良されたアーリーステージ メタロッカーが素早い加速を可能にする
●アウトソール
・接地面が多い構造で、高い安定性を発揮
・重量を軽減するため、地面との接触が多い部分にのみラバーを搭載
●重さ:約218g(27.0cm片足)
●ベトナム製出典:ホカオネオネ公式
ホカオネオネ【レビュー】リンコン|サイズ感と耐久性、500キロ走ってみた感想
結論としては、リンコンは耐久性に問題はないです。
しかしソールのすり減りは起こります。
私はホカオネオネのデザインが好きで、リンコンの他にも、クリフトン、チャレンジャーATRなどを履いています。
その中でもリンコンはロードランニングにメインで使用しています。
発売日は2019年8月でした。
私が購入したのは2020年の7月だったので、発売からおおよそ1年後でした。
最近では新作がラッシュの様に発売され、どんどん新しくなっていきますが、まだまだ前線で活躍できるシューズだと思います。
現在ではリンコンを2足所有しています。
基本的に1足を履いてますが、雨の日で路面が滑りやすい時や、スピードを出して走りたい日は新しい方を着用しています。
購入日はおなじですが、距離は約560キロと、60キロ使用しました。
着用感、ソール
着用感はアッパーが透けるほど薄いので通気性はかなりあります。
かかと部分の後ろの紐などで履きやすい様に工夫があり、ソールのほとんどの部分がウレタンフォームです。
爪先のあたりと、かかと部分にしかゴムのグリップがないので減りは正直早かったです。
200キロほど使用した時点でグリップの溝は無くなっていましたので、レース用として使用される方は慣らしが終わった後、200キロまでの間ぐらいが良いと思います。
軽量化には一役買っているのは理解できますが、ソールの減りは早めです。
ソール全体部分
ソール爪先部分
ソールかかと部分
リンコンのサイズ感
結論としては、
実寸プラス 0.5がおすすめ。
大きくても1センチまでです。
サイズ感に関しては、実際に履いてみても正直わからない場合がほとんどです。
経験者でも失敗がある部分だと思います。
リンコンはソールのクッションがかなりありまして、100キロほど履いているうちにソールのウレタンフォームが沈んできます。
そのことにより、新品時ではきつく感じるアッパーの部分が、ソールが沈むことによってきつく感じなくなります。
アッパーのナイロンが若干伸びることも少しはあると思いますが、ソールが沈むことによるサイズ感の変化の方が大きいです。
クリフトンや、ボンダイなどはデザイン性も高く普段着にお洒落なシューズとしても履かれている方を多く見かけます。
その場合だと、サイズを選ぶ基準は見た目ということになるのですが、リンコンの場合はメインの用途はランニングです。
おしゃれシューズだとかかと部分を浮かせながら歩いている方もいますが、ランニングシューズで私が重要視しているのはかかと部分のフィット感です。
ウェアなどでもスポーツの用途で使用する場合、なるべく体に沿ったものを選ぶ様に、リンコンもその様なおつもりでサイズ感をチョイスされるのが正解だと感じてます。
私個人的にはシューズの紐をきつく縛るのが好きではないです。
また、走っている時に靴の中で足が動くのも気になるので、大きめのサイズは選びません。
靴屋の店員さんや、サイズ感のことをネットで調べると大概は実寸1センチから1.5センチ大きいものを選びましょうとかいてありますが、それでは大きすぎます。
特にホカオネオネはサイズ感が大きいので実寸の次のサイズで良いと思っています。
例えば私は実寸が、25.3センチの足幅がDワイズなので25.5センチで大丈夫です。
同じ実寸の方でもEワイズの方ですと、26センチで良いと思います。
実寸が25.3センチの私が、26.5や27をチョイスしたとしたらめっちゃ大きいです。笑
シューズの爪先部分の曲がりが自分の足と合わないのでとても走りにくいし、余計な力が入ってしまうのでけがにも繋がります。
足のサイズの測り方
上記のサイズガイドを使用して、ご自身の実寸をしっかり計測されることをおすすめします。
ご自宅にある、A4のコピー用紙の上に足を乗せて、爪先とかかとの部分に線を引く簡単な方法です。
クッション
クッションに関してはクリフトンや、チャレンジャーなどと比較してもインソールが薄い分少し硬く感じますが、かなりボリュームがあります。
かかと部分から見ると台形になっているのがリンコンの特徴的なソールの形です。
LSDや、ジョグペース(キロ5分まで)でしたら、クッションが良いのでかなり快適に走れます。
キロ4分以下がメインの方はホカオネオネだと、私は履いたことはありませんが、カーボンX、カーボンロケットなどのラインの方が適していると思います。
500キロ走った今でも、履き比べると、ソールのグリップ感は新しい方がやはりしっかりしていますが、クッショニングに関しては正直ほぼ劣化している様には感じません。
ホカオネオネ【レビュー】リンコンの気に入っている5つのポイント
- 軽さ
- 通気性
- 価格
- アッパーの耐久性
- デザイン
1.軽さ
215g(27cm)なのでとにかく軽いです。
ランニングシューズの中ではそれほどずば抜けた軽さというわけではありませんが、軽量なシューズの中に入ります。
なんといってもホカオネオネの特徴でもある、ソールのクッションのボリュームがすごいです。
あれだけのボリュームがありながら215gというのが驚きです。
2.通気性
アッパーの素材が透けているほど薄いです。
雨の日はすぐに水が入ってしまうのですが、構造上仕方ないかなと感じました。
天候が良い日はシューズの中がむれないので、水膨れや豆ができにくく常にドライなので快適です。
3.価格
15,400円は安い価格とはいえませんが、各社のカーボン入りのシューズなどと比較すると価格は抑えられています。
初心者から中級者までの幅広くをカバーすると思いますと、適正な価格帯だと思います。
定価は15,400円ですが、ホカオネオネ公式のアウトレットや、楽天のポイントが10倍などつくタイミングで購入されるとおおよそ10,000円以下で購入できます。
最新のモデルは価格は下がっていませんので、ワンシーズン程度遅れても機能性はそこまで劣る物ではないと思っています。
4.アッパーの耐久性
シングルレイヤーのメッシュが採用されています。(リンコン2に関してはエンジニアードサンドイッチメッシュ)
今のところ写真での比較もしてみましたが、少しアッパーの素材にクセが付いている程度で、私の場合耐久性に問題は感じませんでした。
足幅があっているならば、そこまでリンコン1のメッシュ部分の耐久性は気にしなくても良さそうです。
5.デザイン
ホカオネオネのシリーズ全体的なことかもしれませんが、個人的にデザインが好きです。
ランニングというスポーツというか、趣味というかはそれぞれの関わり方で違うとは思いますが、カッコよく走りたいと思う気持ちはいつも持っています。
ランニングは公道や河川敷でされている方が多いと思います。
その様な場所には犬の散歩や、買い物、通勤など多くの方が利用されている公共の場所となります。
自分が好きなスポーツのイメージを高めたいと考えているので、自分が良いと思えるお気に入りのアイテムを身に付けて走りたいです。
ホカオネオネ【レビュー】リンコンの気になるポイント
- 雨の日にソールがすり減ってくるとグリップが効かない
この1つのポイントです。
ウレタンが剥き出しの部分が多く、すり減ってくると上記の写真でも分かる様にゴムの凹凸が無くなってしまいます。
これが原因で雨の日はグリップが効きにくく、足に余計な緊張感が生まれてしまうので、力んだ走り方になってしまう様な気がしました。(足裏が疲れる感じです)
その他には特別改善を期待するポイントは見当たりません。
練習用としてリンコンを手に取りやすい価格で購入して使用できます。
レース用としてはカーボンXなどのラインナップがあるので、そちらを着用してレースに臨むのが良いと感じます。
メモ
リンコンの価格、15,400円
カーボンX2の価格、27,500円
価格差が12,100円あります。
リンコンはアウトレットなどで購入すると、定価から30%引きほどの価格で購入することもタイミングが合えば可能です。
もともとキロ5分以上のペースで走る場合には十分なスペックがあると感じますので十分、レース用としても使用していただける方も多いかと思います。
まとめ:ホカオネオネ【レビュー】リンコン|500キロ走ってみた感想!
約8ヶ月の間、500キロ走ってきたのでリンコンのレビューをしました。
レースから、練習用までと幅広く使えるので気に入っています。
リンコン3が今は最新モデルですが、アッパーの素材の変更だけなので、これからリンコンシリーズを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
【記事の中で紹介させて頂いた製品】
※現在の最新モデルはリンコン3となっております。