最近の私はこの様に感じていました。
パタゴニアから新しく【R1デイリー】シリーズが登場したのでサイズ感や使用、着心地などをレビューしました。
最近ではR3や、R2ではなくR1の製品が多い印象です。
R1エアーと、通常のR1との比較や違いなども合わせて見て行きます。
この記事の内容
R1デイリーのレビュー、サイズ感など
パタゴニア【R1デイリー】のレビュー|仕様やスペック
R1デイリーの素材や、細かな仕様などから確認していきます。
テクニカルなアイテムの場合はある程度ですが、素材などからそのアイテムの特徴をつかむことができます。
【素材】
6.3オンス・リサイクル・ポリエステル94%/ポリウレタン6%のフラットフェイス・フリース。
吸湿発散性と柔軟性を高めるミドリ・バイオソフトを施し、ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
【仕様】
寒冷な状況で体を温かく快適に保つようデザインされたテクニカル・レイヤー。リサイクル・ポリエステルを94%含むソフトな素材は伝統的なフリースのような肌触りで、表面が滑らかで伸縮性に優れ、日常のアクティビティに最適。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
温かく快適なR1デイリー素材
ソフトで滑らかな外側と起毛フリースの内側を備え、温かく快適な着心地を保つ伸縮性素材。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
位置をずらした肩の縫い目により、バックパックのストラップの下でも快適
左胸にポケットが1つ。ジッパー式フロントポケットが2つ
汗をかきやすい襟と首の後ろ側に施したキャプリ・クール・ライトウェイト素材のパネルは素肌に快適で吸湿発散性を促進
裾に施したキャプリーン・クール・ライトウェイト素材の縁取りは伸縮性を備え、フィット感も向上
この製品を製造する工場の従業員を支援フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
重さ 337 g (11.9 oz)
出典:パタゴニア
【サイズ表】
XS | S | M | L | XL | XXL | |
身幅 | 45 | 48 | 51 | 57 | 60 | 64 |
後着丈 | 65 | 68 | 70 | 73 | 76 | 78 |
裄丈 | 81 | 84 | 86 | 89 | 91 | 94 |
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本では販売しないサイズが掲載されている場合もあります
R1シリーズの素材感の比較
【R1】
ポーラテックパワードライの製品でグリッド構造が特徴です。
表生地はR1デイリーと同じ様なツルッとした生地でレイヤリングもとてもしやすいです。
【R1エアー】
R1エアーの生地は割としっかりしていてロフトもあるので温かい印象ですが、ジグザグの隙間にはしっかりと通気性があります。
運動にも適していますが、吸湿性はそこまで高くないのかなといった感想です。
【R1デイリー】
裏側の肌へのあたりはめちゃくちゃソフトで着心地は抜群でした。
温かさを比較してみると、
風のない場面だと
- R1エアー
- R1
- R1デイリー
風のある場面では
- R1
- R1エア
- R1デイリー
主観ではありますが上記の様に感じました。
R1デイリーシリーズは、ポーラテックパワーストレッチシリーズと似た様な印象です。
以前の製品、クロストレックシリーズの生地感と似ていました。
クロストレックは記憶が確かではありませんが、フーディーが27,000円、ジャケットが24,000円程していた様に思うので今回のR1デイリーはかなりお得感があります。
パタゴニア【R1デイリー】のレビュー|サイズ感
身長165cm、体重58kg
サイズはXSサイズを着用しています。
この日のレイヤリングは
レイヤリング
- キャプリーン・クール・メリノ
- キャプリーン・エアー
- R1デイリージャケット
ボトムはテルボンヌジョガーズを着用しています
パタゴニア【R1デイリー】の良かった5つのポイント
1.着心地
このまま布団に入れる様な着心地なのでとても快適です。
裏側の起毛フリースのおかげで肌触りもよく、いつものR1シリーズと同様にスパンデックスも配合されているのでとても伸縮性があります。
サイズ感はやや細身です。
ウエストや胸囲が大きい方はサイズをあげる必要があるかもしれません。
サイズを上げた場合パタゴニアでよく起こってしまう問題が袖が長くなることです。
袖が長くなると着心地にも大きな影響があります…。
幸い、パタゴニアのリペアサービスでは製品にもよりますが、3300円ほどで袖詰めのサービスがあります。
袖の長ささえ合えば着心地はかなり良いとおもいます。
このフリースはベースレイヤーの様な重ね着のしやすいアイテムの上に着るのが、基本的な着方かなと思いました。
レギュレーターシリーズなので、中にスウェットや、ネルシャツを着たりしますとかなり袖のあたりがゴロゴロすると思います。
普段着のアウターとしては向かなさそうです。
2.軽さ
337グラムと実際にはそこまで数字的に軽くないのですが、体にフィットするのと伸縮性のおかげかかなり軽く感じます。
ランニングやトレイルランニングで使用しても重さはほぼ感じませんでした。
3.暑すぎない
登山や、トレラン、ランニングで個人的に一番きついのはオーバーヒートすることです。
オーバーヒートとはジャケットなどに保温性がありすぎて、余計に体力を奪われることや、大量の汗をかいてしまうほど暑くなってしまうことです。
私がまだアウトドアなどほとんどしたことがなかった時に、ダウンジャケットなどを着たまま山登りをして大量の汗をかいてしまい、風が吹いて汗冷えしてしまった経験があります。
こういったときは体力的にもきついので脱ぐのが非常に面倒に感じます。
できれば脱がないで着たまま行動したいのですが、そのあたりはかなりちょうど良い感じです。
保温性がそこまで高くないですが、体の表面を裏地のフワフワが温かく保ってくれます。
その反面、風は通しますので暑くなりすぎず快適に体温を調整してくれます。
このあたりは流石のアウトドアブランドという感じで、ギアに助けられていることを感じます。
4.吸湿発散性
吸湿発散性とは汗を吸った衣類が、どの程度外側に汗や体からでた蒸気を発散してくれるかについてです。
R1のパワーグリッドはこの機能がかなり高く、体をドライに保ってくれます。
Rデイリーはデイリーの名の通り日常に使うことを想定されていると思います。
キャプリーンのデイリーシリーズも同様ですが、デイリー(日常使い)ですけどパタゴニアはアウトドアのブランドなので、アウトドアライフの日常ということになる様に思いました。
部屋着やオフィスのウェアとしても快適ではありますが、アウトドアでもかなり快適です。
特に吸湿発散性の機能がどの程度供えられているかが、R1デイリーの気になっていたポイントでした。
実際にトレラン、ランニングで使用してみますとかなり吸湿発散性も高い印象です。
ストレッチもあるため自転車のユーザーにもマッチするのではないかと思います。
裏側の起毛フリースが汗をかいた時にどの様な肌触りになるのかが、着心地を大きく左右すると感じていました。
この起毛フリースが汗をよく吸ってくれるのでベタつく感じもなく肌あたりも快適でした。
汗をかいた腕まわりの外側はしっとりとした感じがあり、表面に汗が発散されていることも確認できました。
汗を大量にかく首回りもサーマルウェイトや、R1プルオーバーだと保温性が高すぎてすこし暑く感じていました。
R1デイリーはキャプリーンのライトウェイトの生地のため速乾性もあり、肌触りも快適でよく考えられていると思います。
5.価格
以上の機能など細部にわたる作り込みを考えますと、R1デイリーのコストパフォーマンスはかなり高いです。
クロストレックシリーズの約半額となりますし、他のR1シリーズとは用途は少しことなりますが、数千円価格が抑えられています。
ポーラテックが採用されていないことも価格に影響はあるかと思います。
フリースといえばポーラテック、この信頼はアウトドアをする人にとってはとっても高いので。
パタゴニアのポーラテックのラインナップが減っている理由はわかりませんが、製品の機能としてはそこまで後退している様には感じません。
自社で開発していることで他社から生地を買う必要がないことも、低コストでカスタマーに製品が提供できる理由の一つだと思います。
パタゴニア【R1デイリー】の気になる2つのポイント
・デザイン
デザインはデイリーではないかと思いました。
日本では特にそうなのかもしれませんが、ジャンルで言うならばジャージに分類されるジャケットです。
見た目は完全にジャージなので、日常のアウトドアスポーツをする時の日常着としてはかなり活用できますが、普段のお出かけには個人的には少し難しいのではないかと感じます。
機能的なデザインはかなり高評価ですが、普段着としては上手に着こなす必要がありそうです。
・シルエット
シルエットが細身なので、着用する人の体型がある程度限定されてしまいます。
スポーティーなシルエットなのでその辺りのサイズ感には注意が必要です。
まとめ:パタゴニア【R1デイリー】のレビュー|サイズ感や仕様など、とても伸縮性があります!
ここまでR1デイリーのスペック、機能、サイズ感。
実際に着用してみた感想を書いてきました。
今後もかなり活用機会は多くなるのではないかなと感じました。
私が関西に住んでいることもあり、R2などは温かすぎて着る機会があまり多くないのですが、R1デイリーのちょうど良い保温性が関西の低山や、秋冬のロードランニングなど様々な場面で活用できそうです。
アフターケアにおいても、もし破れたりしても修理をしてくれるリペアサービスも充実していますし、サイズ交換などに対応してくれる親切なカスタマーサービスもあるのがパタゴニア良いところです。
部屋着から、日常のアウトドアウェアとしてR1デイリーを今後も大切に着用していきたいと思います!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
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