最近の私はこの様に考えていました。
今までR1、R2、R3と着用してきましたが、今回はR1シリーズから”エアー”が誕生しました。
今までテクニカルフリースではあまりなかった、クルータイプのものがあったので購入してみました。
フルジップのタイプも気に入り追加で購入しました。
サイズ感は通常のパタゴニア製品と同じサイズで大丈夫でした。
この記事の内容
R1エアのレビュー
(※追記 2021年12月18日現在)
しばらくの間、在庫切れとなっていたR1エア・クルーが公式サイトで入荷していました。
パタゴニア公式サイト メンズ・R1エア・フルジップ・フーディ
パタゴニア 【R1エアー】の素材とスペックなど
【概要】
出典:patagonia
素材
- 中空糸を使用した5.7オンス・リサイクル・ポリエステル・ジャカード・フリース100%。
- ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。
- ブルーサインの認証済み。
- フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
R1はポーラテックのパワードライを採用していましたが、今回はパタゴニアのオリジナル素材の様です。
R1は表面がスムーズにレイヤリング可能なツルッとしたジャージ素材でした。
裏面が起毛していて下の写真のようにグリッド構造になっています。
R1エアは表面と裏面が同じ仕様です。
両面が起毛していて、ジグザグに入ったラインが通気性をより発揮します。
【サイズ表】
XS | S | M | L | XL | XXL | |
身幅 | 48 | 50 | 54 | 59 | 63 | 67 |
後着丈 | 65 | 68 | 70 | 73 | 76 | 78 |
裄丈 | 81 | 84 | 86 | 89 | 91 | 94 |
※実製品の寸法と若干異なる場合があります
※日本では販売しないサイズが掲載されている場合もあります
パタゴニア 【R1エアー】のサイズ感
クルータイプ、フルジップタイプ両方とも、165cm58kgでXSサイズを着用しています。
この日のレイヤリングは
レイヤリング
- キャプリーン・クール・メリノ・シャツ
- キャプリーン・エアー
- R1エア・フルジップ・フーディー
首元はかなり詰まっている様に見えますが、生地自体がとても柔らかいので特に苦しかったりすることはありません。
ジッパーの金具も当たらないので冷たく感じることもなく快適です。
下半身はテルボンヌジョガーズを着用しており、こちらもサイズはXSサイズとなります。
着丈なども長めにとってあり、腰回りもしっかりカバーしてくれる感じがあります。
こちらはクルータイプです。
サイズ感としては、私は他にもパタゴニア製品を所有しているので、それらのアイテムと同じサイズ感で大丈夫でした。
テクニカルな場面で着用する場合は、ぴったり目に着た方が効果を発揮できるので良いかと思います。
普段着などでも着用機会がある方は、ワンサイズ上げて選ばれた方が着用しやすいかなと感じました。
クルーと、フルジップフーディーは似たようなサイズ感でした。
パタゴニア 【R1エアー】の良かった5つのポイント
軽さ
軽さに関してはテクニカルフリース全般にいえることですし、パタゴニアのフリースは普段着用の製品でも軽く作られています。
デザイン的にわりと近いアイテムとなるロスガトス・クルーも380グラムで十分軽量ですが、R1エアクルーは275グラムとなりさらに軽量です。
温かさ
温かさでは、パタゴニアのクライミングアンバサダーの倉上氏がR1エアジップネックのレビューで書いておられましたが、R1エアはR1シリーズの中でも一番温かいとのことでした。
以下、倉上氏のレビューです。
「エアー」という名の通り通気性と速乾性の性能は申し分なく、また、保温性も優秀という万能っぷり。 実際、ラボテストにおいてもR1シリーズの中で最も保温性能が高いというデータも出ているそうです。 ただ、通気性の高さゆえに風が強い時は肌まで風が届いてしまうので、そのようなシチュエーションでは少し肌寒く感じてしまいます。 なので、フィールドではエアシェッドやフーディニなどのライトシェルとの組み合わせが相性良いです。 日常生活やフィールドでも扱いやすいのはR1エア・フルジップですが、個人的にはR1エア・ジップネックを気に入っています。 生地の肌触りも気持ち良いので、フィールドではベースレイヤーとして着る(肌に直接着る)のが個人的にはオススメです。 サイズ感として、身長169cm、体重60kg、肩幅はやや広めという体型の私は、R1と同様にR1エア・ジップネックは同じくサイズSをチョイスしています。 見た目的にもR1ほどのテクニカルさは要らなくて、日常生活でも頻繁に使える機能ウェアが欲しい人にマッチする製品ではないでしょうか。
出典:パタゴニア
↓倉上氏について
https://www.patagonia.jp/ambassadors/climbing/keita-kurakami.html
通気性
ジグザグのカットの隙間から空気が入っていくるため通気性はかなり高く感じました。
直接ベースレイヤーの様に着用しても大丈夫そうです。
通気性が高いので、エアーの特徴を生かすために外気温に合わせてベースレイヤーの厚さを調整すると秋から1月、2月の真冬まで長い期間着用できそうです。
秋口の辺りではキャプリーン・クール・ライトウェイトシリーズや、キャプリーン・クール・メリノなどの薄手の製品をベースに着用し。
冬本番の寒い時期では、キャプリーン・ミッドウェイや、サーマルウェイト、キャプリーン・エアーなどを着用する様なイメージかと思います。
乾きやすさ
乾きやすさはパタゴニア製品全体の特徴とも言えるかと思いますが、この製品もかなり乾きは早いです。
フリースなので洗濯ネットに入れて、洗濯機に入れて通常通りに洗えますが、脱水が終わった時点で7、8割は乾いている印象です。(主観ですが)
もしトリップ先などで急な汚れで洗濯の必要がでたとしても、夜に洗えば翌日の朝には十分乾いていると思います。
素材も少し関係があるのかなと感じました。
ほとんどのRシリーズにはポリウレタンが8%ぐらいは使用されていることが多いのですが、R1エアはポリエステル100%でした。
ポリエステルがもっとも保水性が低いのでこの辺りも関係していると思います。
ポリウレタンは不使用ですが、ジグザグカットの空気が通る部分が伸縮か、立体裁断のおかげか窮屈さは全く感じませんでした。
Rシリーズの中では比較的ゆったりとしている印象です。
デザイン
デザインは山から、海の波チェック、街から、在宅ワークまでかなり幅広く活用できそうです。
テクニカルなアイテムは、どうしても普段着などに着用するのが難しいアイテムが多いので。
その点、R1エアはデザイン的にロスガトスクルーとも似ていますし、シルエットもスッキリしていてカッコいいです。
ジーパンなどにも合わせやすいです。
一枚で多用途に使用することはパタゴニア自体も推奨していますし、所有する衣類を少なくできるのは有り難いです。
R1エアの気になった2つのポイント
暑すぎる場合がある
レイヤリングに失敗すると暑い場合があります。
Rシリーズのなかで保温性が高いアイテムでもありますので、秋口などでは暑すぎる場合があります。
比較的ゆっくりのペースでハイキングや、登山などでしたら大丈夫ですが、ランニングやトレイルランニングだと暑すぎる場合があります。
感覚的な感想となってしまうのですが、温かさの順に並べますと、
アウターとして着用した場合。
通気性が高い状態
- R1
- R1エアー
- R1デイリー
インナーとして着用した場合。
ウインドシェル(フーディニなど)を上に羽織った通気性が無い状態
- R1エア
- R1
- R1デイリー
この様に感じました。
生地がへたりやすい
フワフワのフリースの弱点になるのかもしれませんが、ザックなどがスレる部分は生地が寝てしまいます。
毛玉はそこまで気になりませんでしたが、トレイルランニングで使用したところ背中のトレランパックの擦れるところは毛が寝てしまいました。
耐久性や機能においては生地が多少へたっても全く今のところ問題はありません。
私は個人的にそこまで見た目は気にしていないのですが、綺麗に着用したい方は使い分けたほうが良いかもしれません。
パタゴニア【 R1エア】クルーのレビューと感想!山から自宅まで多用途に使えます。
パタゴニアのR1エアの詳細スペックやサイズ感、良かったと思ったポイントから、気になったポイントまでいくつかここまで上げてきました。
全体的な印象としてはやはりかなり多用途に使用できる製品だと感じました。
スポーツやアクティビティで激しく使用することにも使えて、日常着としても着用できるデザイン性も兼ね備えています。
袖のRのロゴもカッコいいですし、パタゴニアはアフターケアもかなり充実しています。
カスタマーサービスはサイズ相談なども親身に対応してくれますし、使用の際にキャンプなどで火の粉による穴あきもリペアサービスが修理してくれます。
R1エアは長い付き合いになる相棒になりそうです!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
【記事の中で紹介させて頂いた製品】
パタゴニア公式サイト メンズ・R1エア・クルー